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ジョイフル×呪術廻戦コラボ開始|クリアファイル先着27万枚・全7メニューのノベルティ戦略を解説

ファミリーレストラン大手のジョイフルが、TVアニメ「呪術廻戦」とのコラボキャンペーンを2026年4月14日(火)15時から全国店舗で開始した。先着27万枚のオリジナルクリアファイル配布を軸に、コラボメニュー全7品、カプセルトイ、SNSキャンペーンを組み合わせた大規模な販促企画となっている。

目次

ジョイフル×呪術廻戦コラボの全容――クリアファイル27万枚の衝撃

2026年4月14日(火)15時、ジョイフル全国店舗で「ジョイフル×呪術廻戦」コラボキャンペーンが始動した。TVアニメ「呪術廻戦 第3期『死滅回游編』」の放送に合わせた企画で、第1弾(4月14日〜5月12日)と第2弾(5月12日〜6月9日)の約2か月間にわたって展開される。

目玉となるのはオリジナルクリアファイル(全11種+シークレット1種)の先着27万枚配布だ。コラボメニュー1品の注文につき1枚がランダムで手渡される。さらに「当たりハガキ」入りのクリアファイルが当たった場合、500名限定で全種コンプリートセットが届くダブルチャンス仕様も用意されている。

ジョイフルは九州を中心に全国約700店舗を展開するファミリーレストランチェーン。過去にもアニメコラボを複数実施してきたが、クリアファイル27万枚という配布規模は同社のコラボ施策として最大級だ。

コラボメニュー全7品とオリジナルオードブルの中身

今回のコラボメニューは、作品に登場する10キャラクターをイメージした全7品で構成されている。全期間販売の4品と第1弾限定の3品に分かれ、いずれもキャラクターの個性を反映した独自のメニュー名が付けられている。

全期間販売メニュー(4月14日〜6月9日)

  • 虎杖悠仁の「黒閃」3連撃コンボ(税込1,318円)――3種の肉を組み合わせたボリューム重視のグリルコンボ
  • 伏黒恵の豚肩ロースのポークジンジャー(税込1,318円)――生姜と野菜を効かせた和風テイスト
  • 脹相お兄ちゃんの鉄板ナポリタン(税込1,208円)――キャラクターの赤をイメージした鉄板パスタ
  • 乙骨とリカのパンケーキ(税込988円)――ベリークリームを使ったインタラクティブデザート

第1弾限定メニュー(4月14日〜5月12日)

  • 禪院真希のジャンクハンバーグ(税込1,318円)――ダブルパティの食べ応え重視ハンバーグ
  • 禪院直哉のチキン竜田揚げ京風みぞれおろしあんかけ定食(税込1,208円)――京都をイメージした和風定食
  • 羂索の「呪霊玉」のストロベリーアフォガード(税込845円)――チョコレートスフィアが溶ける演出付きデザート

加えて、オリジナルオードブル(税込3,778円)も販売。1注文でクリアファイル3枚が付属し、4月13日23時59分までの早期予約で5枚に増量される特典も設けられていた。

ノベルティスペックと配布条件一覧

ノベルティ 仕様 配布条件 数量
オリジナルクリアファイル A4サイズ・描き下ろしデザイン・全11種+シークレット1種 コラボメニュー1品注文につき1枚(ランダム) 先着27万枚
コンプリートセット 全種セット クリアファイル内「当たりハガキ」当選者 500名限定
カプセルトイ(ライティングディスプレイコレクション) 全6種・LEDディスプレイ 店頭カプセルマシンで購入 1回500円・なくなり次第終了
蓄光アクリルキーホルダー 描き下ろしデザイン X投稿キャンペーン「#呪術廻戦ジョイフル回游」 抽選50名
描き下ろしアクリルブロック オリジナルデザイン 公式アプリでレシート3,000円以上蓄積 抽選50名
デジタル壁紙 スマホ用・描き下ろし アプリ来店スタンプ1個以上+販売30万食達成時 条件達成者全員

SNS・ファンコミュニティの反応

キャンペーン告知が4月6日に呪術廻戦アニメ公式Xアカウントから投稿されると、ファンの間で大きな反響が広がった。以下は公開されている反応の傾向だ。

  • 「クリアファイル27万枚でも足りないのでは」という声が目立った。全国700店舗で割ると1店舗あたり約385枚の計算となり、人気IPコラボでは開始数日で配布終了する店舗が出てくるとの予測がファンの間で共有されていた。実際、一部店舗では配布終了を知らせる案内が玄関に掲出されている。
  • 「ジョイフルのコラボメニューはコスパがいい」との評価も多い。メインメニューが税込1,208円〜1,318円、デザートが845円〜988円という価格帯は、他チェーンのIPコラボメニューと比較して手が届きやすい設定だ。
  • 「カプセルトイの『ライティングディスプレイコレクション』が気になる」として、クリアファイルだけでなく物販ノベルティへの注目も高い。1回500円で全6種というコレクション性が、リピート来店の動機づけになっているとの声があった。

ノベルティ企画担当者が学べる5つのポイント

今回のジョイフル×呪術廻戦コラボは、飲食チェーンにおけるIPノベルティ活用の教科書的な事例だ。企画担当者が参考にすべきポイントを整理する。

1. 購入連動型のノベルティ配布で客単価を引き上げる

コラボメニュー1品=クリアファイル1枚という明快なルールにより、「もう1品頼もう」という追加注文を促す設計になっている。通常のファミレス利用では1人1品が基本だが、ノベルティ目当ての追加注文で客単価の上積みが見込める。

2. 先着配布で「今行かないと手に入らない」緊急性をつくる

27万枚という上限を明示することで、配布終了前に来店したいという心理を生む。実際に配布終了した店舗の情報がSNSで拡散されると、未配布店舗への来店動機がさらに強まるという好循環が起きている。

3. 複数接点のノベルティで来店頻度を上げる

クリアファイル(購入連動)、カプセルトイ(物販)、アクリルキーホルダー(SNS投稿)、デジタル壁紙(アプリ)と、4種類のノベルティを異なるチャネルに配置。1回の来店ではコンプリートできない設計が、リピート来店を促している。

4. 2段階展開でキャンペーンの息を長くする

第1弾・第2弾の2フェーズ構成により、約2か月間にわたってニュースバリューを維持。第2弾で新メニュー・新デザインが追加されることで、第1弾終了後もファンの関心をつなぎ止めている。

5. オードブル+早期予約特典でテイクアウト需要も取り込む

税込3,778円のオードブルにクリアファイル3枚(早期予約で5枚)を付けることで、イートインだけでなくテイクアウト・デリバリー需要も販促の対象にしている。ホームパーティー需要との相性もよく、ファミリー層の取り込みに効いている。

飲食×IPコラボノベルティのトレンドと業界への影響

飲食チェーンのIPコラボノベルティは年々その規模を拡大している。くら寿司、すき家、マクドナルドといった大手チェーンが軒並みアニメ・ゲームIPとのコラボを強化しており、ジョイフルの今回の施策もその流れの中にある。

注目すべきは、ノベルティの「質」が上がっている点だ。かつてはシールやポストカードが主流だったコラボノベルティが、クリアファイル、アクリルスタンド、LEDディスプレイと、コレクション性・インテリア性を備えたアイテムへと進化している。ジョイフルの「ライティングディスプレイコレクション」はその代表例で、1回500円という価格設定は飲食店のサイドビジネスとしての収益性も持ち合わせている。

また、SNSキャンペーンとアプリ連携を組み合わせた「デジタルノベルティ」の存在も見逃せない。物理的な在庫リスクなしにファンの参加意欲を引き出せるデジタル壁紙は、ノベルティ企画のコスト構造を変えうる手法だ。物理ノベルティとデジタルノベルティの二層構成は、今後の飲食コラボの標準モデルになっていく可能性が高い。

ノベルティ企画を検討する企業にとっては、ノベルティ配布のタイミング戦略を押さえた上で、IPコラボ特有の「限定感」と「コレクション性」をどう設計するかが差別化の鍵になる。自社の顧客層とIPファン層の重なりを正確に見極め、周年ノベルティの企画手法のような実績あるフレームワークをIPコラボに応用する視点が求められる。

キャンペーン実施概要

項目 内容
キャンペーン名 ジョイフル×呪術廻戦 コラボキャンペーン
第1弾 2026年4月14日(火)15:00〜5月12日(火)15:00
第2弾 2026年5月12日(火)15:00〜6月9日(火)15:00
対象店舗 全国のジョイフル店舗(一部対象外あり)
対象チャネル イートイン・テイクアウト・デリバリー
コラボメニュー 全7品(全期間4品+第1弾限定3品)税込845円〜1,318円
オリジナルオードブル 税込3,778円(クリアファイル3枚付、早期予約で5枚)
クリアファイル 先着27万枚・全11種+シークレット1種
カプセルトイ ライティングディスプレイコレクション 全6種・1回500円
SNSキャンペーン X投稿で蓄光キーホルダー(50名)、アプリ連動でアクリルブロック(50名)・デジタル壁紙(全員)
公式情報 ジョイフル公式キャンペーンページ

まとめ:27万枚のクリアファイルが示すIPコラボノベルティの設計力

ジョイフル×呪術廻戦コラボは、クリアファイル27万枚を起点に、カプセルトイ・SNSキャンペーン・アプリ連動・オードブル特典と、多層的なノベルティ施策を1つのキャンペーンに詰め込んだ事例だ。

単に人気IPのビジュアルをノベルティに載せるだけでなく、「購入連動」「先着限定」「2段階展開」「複数チャネル」「デジタル併用」という5つの仕掛けを組み合わせることで、客単価アップ・リピート来店・SNS拡散を同時に実現する構造になっている。

ノベルティ企画を検討中の担当者は、自社のキャンペーンに応用できるポイントがないか、上記の分析を参考にしてほしい。IPライセンスの有無にかかわらず、「限定感」「コレクション性」「複数接点」という設計原則は、あらゆるノベルティ企画に転用可能だ。自社のノベルティ製作について相談したい方は、業種別のノベルティ事例もあわせてチェックしてみてほしい。

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この記事を書いた人

小島 怜のアバター 小島 怜 Agriture CEO

株式会社Agriture CEO/乾燥野菜やドライフルーツを中心とした受託加工・OEM事業。京都府内の農家と連携し、規格外野菜の活用や6次産業化支援を通じて、「持続可能な食の流通」を追求している。製造現場での豊富な実体験を活かし、商品企画から試作、小ロット対応、パッケージ設計、販路開拓支援まで、OEMを検討するすべての事業者に伴走するサポートを提供。

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