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お茶ノベルティの資材ガイド|ティーバッグ素材とパッケージの選び方

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お茶
2026.07.28
・読了目安 8分

お茶ノベルティの資材ガイド|ティーバッグ素材とパッケージの選び方

お茶ノベルティを企画するとき、茶種を決めたあとに悩みやすいのが資材選びです。同じ煎茶でも、透明感のあるテトラ型ティーバッグと和紙の平袋では、受け取ったときの印象がまったく変わります。名入れできる範囲や小ロットの下限、単価 […]

お茶ノベルティを企画するとき、茶種を決めたあとに悩みやすいのが資材選びです。同じ煎茶でも、透明感のあるテトラ型ティーバッグと和紙の平袋では、受け取ったときの印象がまったく変わります。名入れできる範囲や小ロットの下限、単価も資材で決まります。この記事では、ティーバッグの素材とパッケージの形態を横断的に比較し、配る用途に合った資材の選び方を整理します。茶種そのものの選び方は茶種で選ぶお茶ノベルティ、企画全体の流れはお茶ノベルティの選び方ガイドにまとめています。

目次

お茶ノベルティは「資材」で仕上がりが変わる

資材は大きく、茶葉を包む「ティーバッグの素材」と、それを収める「パッケージの形態」の二層で考えます。ティーバッグの素材は淹れたときの見栄えと質感を、パッケージは名入れの見せ方と配りやすさを左右します。この二つを組み合わせて、用途に合う仕様を決めていきます。

まずは代表的な資材を、名入れ範囲小ロットのしやすさ向く用途で一覧にしました。細かな違いは次章から掘り下げます。

資材名入れ範囲小ロット向く用途
平袋・三方袋広い(フルカラー可)しやすい定番配布・ギフト全般
カード型(名刺大)広い(両面可)しやすい展示会の手配り
スティック(粉末)やや狭いふつう携帯・大量配布
缶・箱天面・外装に印刷数がまとまると有利記念品・高級ギフト
桐箱外装・掛け紙少数向き重要顧客への贈答

この表はパッケージ側の比較です。中に入るティーバッグの素材でも印象は変わるため、まずティーバッグの素材から見ていきます。

ティーバッグの素材で選ぶ

ティーバッグは、素材によって見た目・抽出のしやすさ・コストが変わります。茶葉の形が見える素材は見栄えが良く、コストを抑えたい大量配布では定番の素材が向きます。

ナイロンメッシュ(テトラ型)|茶葉が見えて見栄えがよい

透明感のあるメッシュ素材を三角錐に成形したテトラ型は、中の茶葉が見えて高級感が出ます。立体的な形でお湯の対流が起きやすく、リーフ茶葉との相性も良い素材です。見栄えを重視する贈答や、茶葉のグレードを見せたい場面に向きます。

  • 向く用途:見栄え重視の贈答、茶葉を見せたいギフト
  • 強み:透明感と立体形で高級感が出る
  • 気をつけたい点:定番素材より単価が上がりやすい

不織布|コストを抑えた定番素材

不織布は最も広く使われる定番の素材で、コストを抑えやすいのが利点です。中身は見えませんが、そのぶんパッケージの名入れデザインに視線を集められます。大量配布や、単価を優先したい企画に向きます。

  • 向く用途:大量配布、単価を抑えたい企画
  • 強み:定番で安定、コストを抑えやすい
  • 気をつけたい点:中身が見えないぶん演出はパッケージで補う

和紙・コットン|ナチュラルで温かみのある質感

和紙やコットン風の素材は、やわらかな風合いで手仕事のような温かみが出ます。自然志向や和のブランドの世界観と重ねやすく、丁寧な印象を伝えたい贈答に向きます。素材感が主役になるため、名入れはシンプルにまとめると映えます。

  • 向く用途:和・自然志向のブランド、丁寧さを伝える贈答
  • 強み:素材の風合いで温かみが出る
  • 気をつけたい点:素材感を活かすため名入れは絞る
ティーバッグ素材見栄えコスト向く場面
ナイロンメッシュ(テトラ)高い(茶葉が見える)高め見栄え重視の贈答
不織布標準(中身は見えない)抑えやすい大量配布
和紙・コットンナチュラルで温かい和・自然志向ブランド

パッケージの形態で選ぶ

ティーバッグを収めるパッケージは、名入れの見せ方と配りやすさを決めます。印刷面の広さ、かさばらなさ、高級感のどれを優先するかで選び分けます。

平袋・三方袋|印刷面が広く名入れが映える

平袋や三方袋は印刷できる面が広く、ロゴもメッセージもしっかり見せられます。和紙にアルミを合わせた三方袋なら、遮光性を保ちつつフルカラー印刷が映えます。もっとも汎用性が高く、迷ったらここが基準になります。

  • 向く用途:ギフト全般、名入れを大きく見せたいとき
  • 強み:印刷面が広くデザインの自由度が高い

カード型(名刺大)|かさばらず展示会で配りやすい

名刺サイズの台紙にティーバッグを1包あしらったカード型は、薄くてかさばらず、展示会での手配りや郵送に向きます。両面を印刷できるため、表にロゴ、裏に淹れ方やQRコードを載せる役割分担ができます。名刺代わりに渡せる手軽さが魅力です。

  • 向く用途:展示会の手配り、郵送のあいさつ
  • 強み:薄くて配りやすく、両面に情報を載せられる

スティック・缶・箱|携帯性や高級感で選ぶ

粉末茶を個包装にしたスティックは、溶かすだけで飲めて携帯しやすく、大量配布や外出先での一杯に向きます。缶や紙箱は外装や天面にフルカラー印刷ができ、高級感を出したい記念品向きです。丸缶にティーバッグを詰めて帯を巻くタイプは、小さくても贈答感が出ます。

  • スティック:携帯性重視・大量配布向き
  • 缶・箱:高級感を出したい記念品向き
  • プチ缶+帯:小さくても贈答感を出したいとき
パッケージ印刷面かさばり向く用途
平袋・三方袋広い薄いギフト全般
カード型両面に印刷可薄い展示会・郵送
スティックやや狭い細長い携帯・大量配布
缶・箱外装・天面かさばる記念品・高級ギフト

名入れ・印刷方式で選ぶ

資材が決まったら、印刷方式で見え方とコストを調整します。名入れは茶葉ではなくパッケージや個包装に対して行うため、印刷できる面積と方式を先に確認します。名入れの具体的な作り方はお茶ノベルティ製作ガイドで詳しく解説しています。

印刷範囲とフルカラー可否を確認する

資材によって印刷できる面積とフルカラー可否が変わります。平袋やカード型は広い面にフルカラーで刷れますが、スティックや缶の天面は面が限られます。ロゴを大きく見せたいのか、写真やメッセージまで載せたいのかで、向く資材が決まります。

  • 広い面にフルカラー:平袋・三方袋・カード型
  • 面が限られる:スティック・缶の天面
  • ロゴ中心か写真まで載せるかで資材を選ぶ

小ロットはデジタル印刷で作り込む

デジタル印刷なら版代がかからないため、小ロットでもデザインを作り込みやすくなります。資材や製法にもよりますが、平袋やカード型は30〜50個程度の小ロットから名入れできるものが多く、少人数向けのイベントでも企画しやすいカテゴリです。予算全体の考え方は食品ノベルティの選び方ガイドも参考になります。

  • 小ロット向きの資材:平袋・カード型
  • 版代:デジタル印刷なら不要で小ロットでも作り込める
  • 数量感:30〜50個程度から名入れできるものが多い

用途・シーン別の資材選び早見

ここまでの内容を、配る用途から逆引きできるようにまとめました。用途がはっきりするほど、資材を絞ると印象が強くなります。

用途向く資材理由
展示会の手配りカード型薄くてかさばらず配りやすい
取引先へのギフト平袋・三方袋+テトラ印刷が映え茶葉も見せられる
大量配布・粗品不織布の平袋・スティック単価を抑えやすい
重要顧客への贈答缶・桐箱高級感で特別感を出せる
和・自然志向ブランド和紙・コットン世界観と質感が合う

用途で資材の系統を絞ったら、あとは茶種と予算で具体的な仕様を詰めます。飲み物を選べるセットにするなら、コーヒーノベルティの選び方と組み合わせる手もあります。

資材を決めたあとの実務|小ロット・賞味期限

資材が決まったら、発注ロットと賞味期限を早めに固めます。資材によって最小ロットや日持ちが変わるため、配布日から逆算して手配します。

資材ごとに最小ロットと納期を確認する

平袋やカード型は少量から作りやすい一方、缶や箱は数がまとまるほど1個あたりが下がります。特殊な資材や別注の形は納期が延びることもあるため、日付が決まっている配布では早めに仕様を確定します。記念品として考える場合は記念品ノベルティの選び方もあわせて検討できます。

  • 平袋・カード型:少量から作りやすい
  • 缶・箱:数がまとまると単価が下がる
  • 別注の形は納期に余裕をもつ

賞味期限から逆算して配布計画を立てる

ティーバッグ主体のお茶ノベルティは、賞味期限がおおむね半年から10か月程度に設定されることが多いカテゴリです。個包装や脱酸素剤の有無で日持ちが変わるため、保管期間と配ったあとに飲むまでの猶予を見込んで発注します。国産茶葉や有機認証にこだわるならオーガニックノベルティの選び方も確認できます。

  • 個包装・脱酸素剤の有無で日持ちが変わる
  • 香りを保ちたいなら密封性の高い個包装を選ぶ
  • 配布日から逆算し、保管期間に余裕をもって発注する

資材選びの実務メモ(Agriture社での経験)。展示会で手配りするなら、バッグに入れても折れにくいカード型が扱いやすいです。郵送のあいさつに同封するなら、封筒の厚み制限に収まる平袋やカード型が安心です。茶葉のグレードを見せたいギフトでは、中身が見えるテトラ型にすると開ける前から期待感が伝わります。

よくある質問

お茶ノベルティの資材で無難なのはどれですか?

平袋やカード型が無難です。印刷面が広く名入れが映え、30〜50個の小ロットから作りやすいためです。展示会なら薄いカード型、ギフトなら平袋、と用途で選び分けると外しません。

茶葉が見えるティーバッグにできますか?

できます。透明感のあるナイロンメッシュのテトラ型なら中の茶葉が見え、高級感が出ます。茶葉のグレードを見せたい贈答に向きます。定番の不織布より単価は上がるため、用途と予算で選び分けます。

名入れはどこまでできますか?

パッケージや個包装の面に、資材に応じて一色からフルカラーまで印刷できます。平袋やカード型は広い面にフルカラー、スティックや缶の天面は面が限られます。デジタル印刷なら版代がかからず、小ロットでも作り込めます。

小ロットはどのくらいから作れますか?

資材や製法によりますが、平袋やカード型は30〜50個程度から名入れできるものが多いです。缶や箱は数がまとまるほど単価が下がります。配布数と予算のバランスで資材のグレードを調整します。

賞味期限はどのくらいですか?

ティーバッグ主体でおおむね半年〜10か月程度が目安です。個包装や脱酸素剤の有無で日持ちが変わります。周年や式典など日付が決まっている配布では、納期と賞味期限の両方から逆算して手配します。

まとめ|資材は「見せ方」と「配りやすさ」で選ぶ

お茶ノベルティの資材は、ティーバッグの素材とパッケージの形態を組み合わせて決めます。茶葉を見せたいならテトラ型、コストを抑えたいなら不織布、和の世界観なら和紙。パッケージは、名入れを映えさせたいなら平袋、配りやすさならカード型、高級感なら缶や箱、と用途から逆算するのが失敗しないコツです。資材を決めたら、小ロットと賞味期限を配布日から逆算して手配しましょう。茶種の選び方は茶種で選ぶお茶ノベルティとあわせて確認できます。

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著者:小島 怜(株式会社Agriture 代表)
農業×食のOEMを軸に6事業を展開。食品ノベルティの企画・製造の実務知見をもとに執筆しています。
最終更新:2026.07.28
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この記事を書いた人

小島 怜のアバター 小島 怜 Agriture CEO

株式会社Agriture CEO/乾燥野菜やドライフルーツを中心とした受託加工・OEM事業。京都府内の農家と連携し、規格外野菜の活用や6次産業化支援を通じて、「持続可能な食の流通」を追求している。製造現場での豊富な実体験を活かし、商品企画から試作、小ロット対応、パッケージ設計、販路開拓支援まで、OEMを検討するすべての事業者に伴走するサポートを提供。

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