大阪・梅田のルクア イーレ9階にある梅田 蔦屋書店で、男子バレーボール「大阪ブルテオン」のPOP UP STORE「リアル“BLUTEON’S HOUSE”」が開かれている。会期は2026年9月24日から9月30日まで。同じ9階にあるセルフフォトブース「Photomatic 梅田 蔦屋書店」では、これに合わせて9月24日からチームのコラボフレームが売られている。物販と無料のノベルティ配布に、有料の撮影が足された形だ。
フレームを出したのは、キタムラ・ホールディングス グループの株式会社フォトクリエイト。同社が運営するセルフフォトブランドがPhotomaticで、POP UPの主催ではない。企画自体はクラブのマーケティングパートナーであるカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)との連携で実施すると、大阪ブルテオンが告知で説明している。チームが権利元、CCCと書店が売り場、フォトクリエイトがブース運営という三層だ。
同じフロアのフォトブースに、チーム柄のフレームが1種だけ乗った
撮影料金は税込1,000円、出力は1枚とデータ
販売期間は2026年9月24日から10月14日まで、フレーム数は全1種。撮影料金は各1回で税込1,000円、1枚の出力と静止画・動画データが付く。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 販売期間 | 2026年9月24日〜10月14日 |
| フレーム数 | 全1種(4カット) |
| 撮影料金 | 各1回 税込1,000円(1枚出力+静止画・動画データ) |
| 設置場所 | 梅田 蔦屋書店(ルクア イーレ9F)内のPhotomatic |
| ブース営業時間 | 10:30〜20:30(書店の営業時間とは別) |
| 予約・支払い | 予約不要。原則キャッシュレス(同店は交通系ICも対応) |
同社の通常料金は、上半身撮影のClassic boothが税込800円で2枚、全身撮影のMulti boothが税込1,000円で2枚。1枚あたりに割ると400〜500円で、コラボフレームは1枚1,000円になる。料金は店舗やイベントごとに異なる場合があるとも注記されている。
フレームは全1種、撮るか撮らないかの二択になる
何種類あるかは企画を真似るうえで効く数字で、フォトクリエイトの告知もPhotomaticの自社サイトも全1種と明記している。絵柄はチームカラーのブルーを地に、チームキャラクター「パピネス」を散らしたもの。撮影は好きなフレームと出力枚数を選んで決済する流れで、客の選択は「このフレームか通常のフレームか」に絞られる。
種類数で迷わせる組み方も別にある。鬼灯の冷徹のPOP UP STOREは千社札ステッカーを全4種そろえ、中野店の来店客がその場で絵柄を選べるようにした。選ばせれば満足度は上がるが在庫が偏る。1種なら偏りはないが、集めるための複数回撮影は起こらない。
POP UPは9月30日で終わるのに、フレームは10月14日まで残る
売り場が撤収しても2週間フレームだけ残る
会期の食い違いがこの企画の要点だ。POP UPは9月24日から9月30日の7日間、コラボフレームは9月24日から10月14日の21日間で、差は2週間ある。執筆時点の9月26日は、どちらも開催中にあたる。
9月18日に始まったガールズグループ「IS:SUE」のフレーム(全国21カ所・全4種・各1回税込1,000円)も、終期は10月14日で同じだ。自社の会期ではなくブース側の都合で終期が決まっている可能性はあるが、公表されているのは2件で、入れ替えの周期があると断じる材料にはならない。借りる側は推測せず先に確かめたい。
会期の外側にブランドを伸ばせる
催事スペースの費用は会期で決まるが、フォトブースは常設だ。物販が終わってもチーム名とキャラクターは売り場に残る。35日間の会期を前後に分け、購入特典のポストカードを途中で入れ替えたリバブル2周年のPOP UPは長い会期の内側で再来店を作る工夫だった。今回はその逆で、短い会期の外側へ接点を伸ばしている。
店舗限定ノベルティも名入れスーツケースも、条件は有人レジと1会計単位
しおりとブックカバーで買い場を分ける
店舗限定ノベルティは2種類で、条件が買う棚で分かれている。
| ノベルティ | お渡し条件 | 受け取り方 |
|---|---|---|
| オリジナルしおり | 大阪ブルテオン公式グッズを店頭で購入(1会計1枚/FC会員のグッズ割引は適用外) | 有人レジで声をかけレシート提示 |
| オリジナルブックカバー | 書籍商品を購入(1会計1枚) | 有人レジで声をかけレシート提示 |
グッズ客にはしおり、書籍客にはブックカバー。どちらも数量限定で、なくなり次第終了とされる。
朝の2時間は配布を受け付けられない
会期中の営業は8:30から21:00(最終日のみ18:00受付終了)だが、8:30から10:30まではセルフレジのみの営業で、ノベルティの配布を受け付けられないとクラブと書店の双方が明記している。書店は9月24日に、スーツケースの受付も10:30から有人レジと追記した。フォトブースの営業も10:30開始で、朝いちばんの客は特典も撮影も手が届かない。特典を有人レジに紐づけると、人がいない時間帯がそのまま配布できない時間帯になる。
買う場所と受け取る場所を歩かせる設計としては、アトレ秋葉原で税込500円ごとにコースターを配り、対象店舗を横断させたバンドリの企画が近い。今回は同一フロア内だが、買う棚と撮る場所を分ける点は重なる。
選手名入りスーツケースは移籍の発表1本で受付が止まった
物販の目玉は折りたたみスーツケース「Rollink」のコラボ品だ。クラブロゴとミッションを入れた標準デザインが39Lで税込24,000円、77Lで29,000円、100Lで33,000円。税込1,650円を足すと選手名と背番号が入り、25,650円・30,650円・34,650円になる。追加できるのは1選手分のみで、会計時に全国一律1,040円(税込)の送料がかかる。
会期2日目の9月25日、大阪ブルテオンは野添凌選手(背番号12・セッター)のフラーゴラッド鹿児島へのレンタル移籍を発表。梅田 蔦屋書店は同じ日に、野添選手の名前と番号のカスタマイズ受付を中止すると告知へ追記した。名入れ商品を会期物に入れるなら、対象者が動いたときに受注停止・代替・返金のどれを取るかを発注前に決めておきたい。
コラボフレームは絵柄だけでなく価格と出力枚数も決める
設定の誤りで決済がずれた例が9月に出ている
コラボフレームは絵柄のデータを納めて終わりではなく、価格と出力枚数がブース側の設定値として組まれる。ブルテオンのフレームとは別件だが、フォトクリエイトは9月25日、9月16日から17日に一部ブースで別のフレームの販売価格と出力枚数の設定に誤りがあり、本来と異なる内容で決済されていたと公表した。対象ブースには梅田 蔦屋書店も入る。返金は同社が順次対応し、客側の手続きは不要としている。発注側がどの数値を確認すべきかが、この一件で見える。
発注書に固定しておきたい4項目
同じ1,000円でも、IS:SUEは全4種で全国21カ所、ブルテオンは全1種で1カ所。同月のタイムアウトマーケット大阪の限定フレームは各1回900円で2枚出力と、条件がそれぞれ違う。
- 掲出期間(ブース側の入れ替え時期と自社の会期のどちらに合わせるか)
- 対象ブースの店舗名と台数
- 1回あたりの税込価格
- 1回の出力枚数とデータの受け渡し方法
梅田の前に枚方があった、蔦屋書店との企画は2021年から
ホームタウンの枚方で型を作ってきた
クラブの告知をさかのぼると、蔦屋書店との組み合わせは今回が最初ではない。前身のパナソニック パンサーズ時代の2021年に枚方 蔦屋書店で「パンサーズの本棚」、2022年には選手がコンシェルジュとして登場する企画、2025年12月には枚方T-SITEで「リアル“BLUTEON’S HOUSE”」を実施している。2026年5月からは前シーズンの優勝記念展示を枚方T-SITEで開き、6月には期間延長と展示スペースの拡大も告知している。
枚方市はクラブの本拠地パナソニック アリーナがある街で、梅田の店はJR大阪駅から徒歩1分。ホームタウンで数回まわした型を、客層の違う都心の大型店へ持ち出した流れが見える。
CCCが間に入ると売り場とポイントがつながる
クラブは2026年4月のホームゲームでも、CCCおよびVポイントマーケティングと組んで出張ブースを出し、Vポイントで交換できる限定グッズや福引きブースを設けたと告知している。売り場・ポイント・ファンコミュニティを一つの枠組みでつなげられる。
自社でフォトブースを使うなら、既設ブースの運営会社に「フレームの入れ替え時期はいつで区切られるか」「価格と出力枚数はこちらで決められるか」の2点を先に聞くのが早い。フォトクリエイトは法人向けのブースレンタルと企画提案を案内し、商業施設の販促イベントでの利用も挙げている。
参照元
- プレスリリース— prtimes.jp
- ブルテオンのフレーム— photomatic.jp
- IS:SUEのフレーム— photomatic.jp
- タイムアウトマーケット大阪— photomatic.jp
- 価格設定誤りの告知— photomatic.jp
- 利用方法— photomatic.jp
- FAQ— photomatic.jp
- ショップ一覧— photomatic.jp
- ブースタイプ— photomatic.jp
- 梅田 蔦屋書店— store.tsite.jp
- 企画告知— osaka-bluteon.com
- 野添凌選手の移籍— osaka-bluteon.com
- Vポイント出張ブース— osaka-bluteon.com
- ホームタウン— osaka-bluteon.com
- 過去の蔦屋書店企画(2021/2022/2025/2026年5月/6月)
最終更新:2026.09.26
