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オリジナルプリント.jpが10oz再生デニムのノベルティ5型を発売

SDGs
2026.07.29
・読了目安 5分

オリジナルプリント.jpが10oz再生デニムのノベルティ5型を発売

オリジナルプリント.jpが10ozリサイクルデニムのキャップ・エプロン5型を627円〜・1点から展開。ESG時代のエコ販促を、周年やイベントでの使いどころと小ロットの意味から考察する。

オリジナルプリント.jp(運営:株式会社イメージ・マジック)が、2026年7月23日から10ozのリサイクルデニム素材を使ったキャップ・エプロン計5型の取り扱いを始めた。価格は627円〜(税込・プリント代別)で、1点から名入れ刺繍やプリントに対応する。SDGsゴール12「つくる責任つかう責任」を掲げるESG経営の一環という位置づけだ。販促担当や周年記念の企画を抱える企業にとっては、「環境に配慮したグッズを、大量発注せずに試せる」選択肢が一つ増えたことになる。

目次

10oz再生デニムのキャップ3型・エプロン2型が627円から並ぶ

今回投入されたのは、デニムキャップ、フラットバイザーデニムキャップ、デニムバケットハットの帽子3型と、ベーシックデニムエプロン、ソムリエデニムエプロンのエプロン2型。いずれも「SLOTH 10oz」を冠したシリーズで、素材はリサイクルデニムに統一されている。プリント方法は商品ごとに異なり、オンデマンド転写、シルクスクリーン、名入れ刺繍、簡易ロゴ刺繍が用意される。

帽子とエプロンという組み合わせは、店舗スタッフのユニフォーム、カフェやマルシェの出店、体験イベントのスタッフウェアといった用途が想定しやすい。デニムは汚れや使用感が味になりやすく、消耗品扱いされがちな不織布バッグやクリアファイルと違って、配布後も手元に残る確率が高い。

アイテム 分類 想定シーン
SLOTH 10oz デニムキャップ 帽子 屋外イベント・スタッフ識別
SLOTH 10oz フラットバイザーデニムキャップ 帽子 若年層向けキャンペーン
SLOTH 10oz デニムバケットハット 帽子 フェス・アウトドア物販
SLOTH 10oz ベーシックデニムエプロン エプロン 店舗・ワークショップ
SLOTH 10oz ソムリエデニムエプロン エプロン 飲食・バル・試飲会

再生素材の販促品は「どこがエコか」を語れないと選ばれにくい

ここ数年、環境配慮をうたうノベルティは増えたが、企業の調達側が見る目も厳しくなっている。SSBJ基準やCDP、GX-ETSなど、企業の環境対応に説明責任を求める枠組みが整いつつあり、販促グッズも「エコ素材を使った」で終わらせず、何を再生した素材で、どの目標に紐づくのかを説明できるかどうかが問われる局面に入った。

その点で再生デニムは説明のしやすい素材だ。廃棄されたデニムを綿の原料に戻して再び糸にするという工程は、受け取った側にもイメージが伝わりやすい。「捨てられるはずだった生地から作った帽子です」という一文が、配布時のコミュニケーションにそのまま使える。実際、Agriture社で販促物の相談を受けるときも、素材の物語を短く言い切れる商品ほど社内稟議が通りやすいと感じる。

廃棄素材を起点にした販促の考え方は、業界内でも複数の事例が出ている。廃番になったユニフォームを周年ノベルティの原料に回した廃番ユニフォームを周年ノベルティの原料に変えた取り組みや、焼却していた紙容器をハンカチに再生した神戸市の回収拠点を使った6者共創は、素材の由来を語れることそのものが訴求になる好例だ。再生デニムのキャップも、同じ文脈に置いて考えると価値が見えやすい。

デニムの経年変化が周年記念やイベントで効いてくる

再生デニムを販促に使う実利は、環境訴求だけではない。デニムは洗いや使い込みで色落ちし、縫い目にアタリが出る。この経年変化が、周年記念のような「長く手元に置いてほしい」場面と相性が良い。10周年のロゴを刺繍したエプロンを店舗スタッフが3年使えば、そのエプロン自体がブランドの歴史を語る道具になる。

刺繍を選べる点も、この用途を後押しする。プリントは洗濯や摩擦で薄れるが、糸で縫い込む刺繍は色落ちしていくデニム生地との対比で、むしろ味が増す。周年やイベントで配るなら、簡易ロゴ刺繍や名入れ刺繍を選んでおくと、数年単位で使われることを前提にした設計になる。逆に、単発イベントで来場者に大量配布するなら、オンデマンド転写でコストを抑えるという使い分けもできる。

1点から作れることが、エコ販促の心理的ハードルを下げる

環境配慮グッズの導入で企業がためらう理由の一つが、ロットの重さだ。エコ素材は単価が上がりやすく、最小ロットが数百個からとなると、「試しに作ってみる」がしにくい。刷ったものの反応が読めず、在庫を抱えるリスクが環境訴求と噛み合わない、という矛盾も起きる。

1点から発注できると、この入口の重さが消える。まず社内表彰やモニター用に数点だけ刺繍で作り、反応を見てから本発注に進む、といった段階的な動かし方ができる。小ロットで実物を確かめてから量産に移る流れは、以前取り上げた1点から作れるコットン巾着ポーチでも触れたが、エコ素材ではこの「まず1点」の価値がさらに大きい。無駄に刷らないこと自体が、SDGsゴール12の趣旨とも一致する。

注意したいのは、627円という価格がプリント代別である点だ。刺繍やシルクスクリーンの版代、加工費は別途かかるため、少数だけ作ると1点あたりの単価は跳ね上がる。試作段階と量産段階でコスト構造が変わることを前提に、見積もりは加工方法まで含めて取るのが実務上は安全だ。

導入を検討するなら、素材の由来と加工方法をセットで確認する

エコ素材の販促グッズを検討する担当者が、今回のような商品を評価するときの確認順を整理しておく。まず、再生素材が何を原料にしているか(デニムなら旧衣料か端材か)を仕入れ側に確認する。次に、自社の用途が単発配布か長期使用かを決め、それに応じてプリントか刺繍かを選ぶ。最後に、必要点数での総額を、本体価格ではなく加工費込みで見積もる。この順番なら、環境訴求と予算の両方が破綻しにくい。

再生デニムのキャップ・エプロンは、帽子と実用衣料という残りやすいカテゴリで、素材の物語を語れる商品だ。周年やイベントで「配って終わり」にしないグッズを探しているなら、まず1点だけ刺繍で作って質感を確かめるところから始めるのが現実的な入口になる。

参照元

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編集:食品ノベルティの窓口 編集部(株式会社Agriture)
農業×食のOEM窓口として、業界動向を編集部がまとめています。
最終更新:2026.07.29
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この記事を書いた人

小島 怜 Agriture CEO

株式会社Agriture CEO/乾燥野菜やドライフルーツを中心とした受託加工・OEM事業。京都府内の農家と連携し、規格外野菜の活用や6次産業化支援を通じて、「持続可能な食の流通」を追求している。製造現場での豊富な実体験を活かし、商品企画から試作、小ロット対応、パッケージ設計、販路開拓支援まで、OEMを検討するすべての事業者に伴走するサポートを提供。

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