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ローソン×ブルーロック、2段先着で1来店に2つの束買いを積む

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2026.09.15
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ローソン×ブルーロック、2段先着で1来店に2つの束買いを積む

ローソンが9月15日開始のブルーロック企画で、菓子3点と飲料2点に別々の先着特典を用意。1来店で2つのカゴを積ませる2段先着を販促担当の視点で分解する。

ローソンが2026年9月15日から、人気サッカー漫画『ブルーロック』とのキャンペーンを全国で始めた。対象のお菓子を3点買うと先着でクリアファイル、対象のゼリー飲料を2点買うと先着でレーザーカードがもらえる、という2段構えの先着特典が軸になっている。買う商品のカテゴリごとに条件を分ける組み立ては、1回の来店で客に2つの買い物カゴを積ませる仕掛けとして、販促担当が押さえておきたい型である。

目次

菓子3点とゼリー飲料2点、2つの先着条件

キャンペーンは全国のローソンで、9月15日から数量限定でなくなり次第終了する。ナチュラルローソン、ローソンストア100、Lミニマートなどは対象外で、北海道・九州・中国地方や愛媛の一部店舗は発売日が9月16日、さらに一部の店では9月17日と、地域によって開始日がずれる。

特典は2種類ある。1つは対象のお菓子を3点買うともらえる先着のオリジナルクリアファイルで、全6種。もう1つは対象のゼリー飲料を2点買うともらえる先着のオリジナルレーザーカードで、こちらも全6種、サイズは約H80×W60mmだ。どちらも「1店舗の買い物につき各1枚、計6枚まで」で、店ごとの用意は各24枚になる。あわせて、オリジナルパッケージの「トッポ ブルーロック」などにはオリジナルクリアカードが封入される。

カテゴリを分けて1来店に2つのカゴを積ませる

この設計の核は、特典の条件をお菓子とゼリー飲料という別カテゴリに割り振った点にある。1つの条件だけなら、客はその棚で買い物を終える。だが条件が2本あり、しかも対象が別の棚に置かれていれば、クリアファイルとレーザーカードの両方を狙う客は、菓子売り場とドリンク売り場の二か所で商品を手に取る。結果として、1回の来店で積まれる買い物カゴが二つに増える。

購入点数の設定も効いている。クリアファイルは3点、レーザーカードは2点と、無理のない範囲で複数購入を求める。1点では特典が出ないため、「あと1点」「あと2点」の上乗せが自然に発生する。菓子3点とゼリー2点を両方満たせば、それだけで5点の買い上げになる。単価の低い菓子や飲料でも、点数を束ねれば客単価はまとまって上がる。

特典と商品の条件を一覧で見る

特典 購入条件 種類 配布・数量
オリジナルクリアファイル 対象のお菓子3点 全6種 各1枚・計6枚まで/各店24枚
オリジナルレーザーカード 対象のゼリー飲料2点 全6種 各1枚・計6枚まで/各店24枚
オリジナルクリアカード トッポ ブルーロック等を購入 封入特典 パッケージに封入

店頭ではアクリルスタンド(全6種・各1,870円)や缶バッジ(ランダム全12種・各550円)、リボンキーホルダー(全6種・各1,210円)も売る。さらにLoppi・HMV限定では、みるくぱすてるぬい(全6種・各2,530円)などの予約販売を9月15日10時から10月19日23時30分まで受け付ける。対象キャラクターは潔世一、千切豹馬、凪誠士郎、御影玲王、糸師凛、糸師冴の6名だ。

2段先着が客単価と来店を同時に動かす理由

この2段先着をコンビニ販促の観点で読むと、菓子とドリンクという回転の速い日配カテゴリを条件に選んだ点がまず効く。原価の低い商品で複数購入を促せるため、特典コストを吸収しやすく、来店頻度の高いカテゴリで露出も稼げる。

店舗運営の観点では、「各店24枚」という配布上限が初日の来店を早める。数量が限られていると分かれば、ファンは開店直後に動く。先着を配り切った後も、オリジナルパッケージのトッポや店頭グッズは残るため、特典目当ての客を通常商品の購入につなげられる。

ファンの側では、無料の先着特典と有料の予約グッズを分けた設計が納得を生む。手軽に集めたい人はクリアファイルやレーザーカードで、じっくり揃えたい人はぬいぐるみやアクリルスタンドの予約で、というように、財布の温度に応じて参加先を選べる。1回の買い物で全部を背負わせない作りが、心理的な負担を下げている。

菓子3点とゼリー2点で1来店5点を積む型を自社に移す

この企画から持ち帰れる点は3つある。1つ目は、特典条件を複数のカテゴリに分けること。1つの条件で1つのカゴを作るより、条件を2本立てて別の棚に置けば、1来店の買い上げ点数を増やせる。2つ目は、購入点数を「あと1点」で届く範囲に置くこと。高すぎる条件は離脱を招くが、2〜3点なら上乗せの心理的な壁が低い。

3つ目は、無料の先着特典と有料の物販を役割で分けること。先着は来店の入口として間口を広げ、予約グッズは熱心なファンの単価を深掘りする。自社で食品や日用品に販促特典を付ける場合も、配布数を店舗ごとに区切り、条件を複数のカテゴリに割れば、同じ来店の中で複数の売り場を回らせられる。ノベルティの製造では、クリアファイルやカードのような小ロットで作りやすい印刷物が、先着特典の入口に向く。

9月中に確かめておきたいこと

ブルーロックのキャンペーンは数量限定で、特典は各店24枚とごく限られる。同種の2段先着を自社で組む担当者は、まず特典ごとの購入条件と配布上限を数字で固め、店舗の在庫と告知のタイミングをそろえておきたい。地域で発売日がずれる今回のように、開始日の差はSNSの告知と食い違いを生みやすいため、店頭とオンラインの案内を一続きで管理する体制が要る。配り切った後に通常商品へどうつなぐかまで描いておけば、特典コストを売上に変えやすい。

店頭の先着販促やまとめ買いの設計を考える際は、以下の記事も手がかりになる。

参照元:アニメ!アニメ! ローソン×ブルーロック キャンペーン

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編集:食品ノベルティの窓口 編集部(株式会社Agriture)
農業×食のOEM窓口として、業界動向を編集部がまとめています。
最終更新:2026.09.16
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この記事を書いた人

小島 怜 Agriture CEO

株式会社Agriture CEO/乾燥野菜やドライフルーツを中心とした受託加工・OEM事業。京都府内の農家と連携し、規格外野菜の活用や6次産業化支援を通じて、「持続可能な食の流通」を追求している。製造現場での豊富な実体験を活かし、商品企画から試作、小ロット対応、パッケージ設計、販路開拓支援まで、OEMを検討するすべての事業者に伴走するサポートを提供。

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