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2026年4月ノベルティ人気ランキング発表——ポケットインエコバッグが1位、バンブーマグカップが急上昇、SDGs・防災・冷感が春の三本柱に

株式会社コーエイトレードが運営する「ノベルティランキング」が、2026年4月1日に最新の月次ランキング(集計期間: 3月16日〜31日)を公開した。ポケットインエコバッグが引き続き首位を獲得する一方、バンブーファイバー配合マグカップが3位に急上昇し、春の販促シーンでサステナブル素材の存在感が一段と増している。

本記事では、最新ランキングの全体像を整理したうえで、販促担当者が4〜6月の配布企画を組み立てる際に押さえておきたい3つの潮流——SDGs文脈・防災需要・冷感ニーズ——をカテゴリー別に解説する。

目次

2026年4月ランキング全体像——上位10アイテムの傾向

今回のランキングは、レジ袋有料化以降の「持ち歩き需要」と、新生活・展示会シーズンに向けた「実用性重視」が色濃く反映された構成となった。価格帯は78円〜3,060円と幅広いが、上位は100円台のロット発注しやすいアイテムが中心を占めている。

上位10アイテム一覧

順位商品名参考価格主な訴求
1位ポケットインエコバッグ138円携帯性・継続使用
2位ジェットストリーム3色ボールペン05白軸286円(刷込込)名入れ映え・ビジネス
3位バンブーファイバー配合マグカップ108円環境配慮・軽量
4位セーフティキーホルダー78円反射素材・防犯
5位ヒンヤリUVガード スリムクールタオル88円冷感・UV対策
6位エマージェンシー携帯トイレ1P76円防災・備蓄
7位オリジナルリングメモ(A6)125円(刷込込)展示会・記録
8位オリジナルうまい棒(二重包装)165円(刷込込)集客・話題性
9位めぐりズム蒸気でホットアイマスク1枚入159円(刷込込)癒し・福利厚生
10位サーモス真空断熱ケータイマグ550ml3,060円(特価)新生活・高単価

1位のポケットインエコバッグは138円という配布しやすい単価でありながら、コンパクトに折りたためる携帯性で日常使用の頻度が高く、企業ロゴを長期的に露出できる点が評価されている。3位に食い込んだバンブーファイバー配合マグカップは108円と低単価ながら、脱プラスチック文脈での社内配布や展示会ノベルティに採用が広がっている。

前月比で動いたカテゴリ

  • サステナブル素材(バンブー・再生PET)が春の社用ギフト需要で上昇
  • 防災カテゴリ(携帯トイレ・反射キーホルダー)が引き続き安定上位
  • 冷感タオルが5月以降のイベント配布に向けて先行ランクイン
  • 新生活向けの真空断熱ボトル類は単価3,000円帯でも10位に滑り込み

急上昇のバンブーファイバー配合マグカップ——SDGs文脈での選ばれ方

3位に急上昇したバンブーファイバー配合マグカップは、竹繊維とトウモロコシ由来の天然素材を組み合わせた製品で、軽量で割れにくく、脱プラスチックの社内方針に沿って導入する企業が増えている。新入社員研修や株主総会など、春の社内イベント向けに「企業姿勢を可視化するノベルティ」として採用が拡大した。

採用が増えている3つの場面

場面選ばれる理由配布規模の目安
新入社員ウェルカムキットSDGsへの取り組みを入社初日に体感してもらえる50〜500個
展示会・カンファレンス持ち帰りやすく、ブランドメッセージを伝えやすい500〜3,000個
株主・取引先向け記念品低単価でも環境配慮姿勢を訴求できる100〜1,000個

バンブー以外の注目サステナブル素材

  • 再生PET(rPET): ペットボトル回収素材を使ったエコバッグ・ポーチ
  • FSC認証紙: 適切に管理された森林由来のメモ帳・カレンダー
  • サトウキビ由来バイオマスプラ: ボールペンや定規の植物原料化
  • 稲わら・もみ殻配合樹脂: 国産農業副産物を再利用したコースターやトレイ

サステナブル素材を選ぶ際は、配布シーンに応じて素材の説明カードを同梱すると訴求力が高まる。素材選定の考え方や認証ロゴの使い方は、2026 Sustainable Merch Summitの報告記事でも整理しているので参考にしてほしい。

1位を維持するポケットインエコバッグ——138円が選ばれ続ける理由

ポケットインエコバッグはレジ袋有料化以降、ノベルティ市場で定番化したアイテムだが、2026年に入っても1位を譲っていない。最大の理由は「配布即日から使用される頻度の高さ」と「ロゴの長期露出」が両立する点にある。

採用時に押さえたい3つのポイント

  • 収納方法: ポケット収納タイプ(本体に縫い付けられた小袋に折り込む)と、別ポーチ付きタイプで使い勝手が異なる
  • 耐荷重: 5kg以下の軽量タイプはサブバッグ用途、10kg以上は買い物メイン用途で訴求が変わる
  • 素材: ポリエステルが主流だが、再生PET素材を選ぶとSDGs文脈と両立できる

名入れデザインで差をつける考え方

同じポケットインエコバッグでも、ロゴだけを大きく入れるのではなく、用途想定(買い物・通勤・サブバッグ)に合わせたメッセージを添えると配布後の使用率が上がる。展示会では「サステナブル素材」を裏地に書き込むと、来場者間の話題化につながる。

名入れの基本ルールや小ロット対応の事例については、今治タオルへの名入れノベルティ事例も合わせて確認すると、素材ごとの印刷適性が比較しやすい。

カテゴリー別に見る——販促担当者向けの選定ガイド

2026年4月のランキングは、上位を「日常使用頻度の高いアイテム」と「シーズン要因が強いアイテム」の2軸で整理できる。配布目的・対象・季節で選ぶアイテムを切り替えると、同じ予算でも到達度が変わる。

用途別の推奨カテゴリ

配布目的推奨アイテム選定の理由
展示会での名刺交換促進オリジナルうまい棒、リングメモ立ち止まる動機を作りやすい
新生活キャンペーン(4〜5月)真空断熱ボトル、冷感タオルシーズン需要が顕在化している
SDGs訴求バンブーマグ、再生PETエコバッグ素材説明とセットで訴求できる
BtoB営業の置きノベジェットストリーム名入れ使用頻度が高くロゴが残る
防災キャンペーン携帯トイレ、反射キーホルダー「もらって困らない」評価が高い

予算帯別のロット組み立て

  • 1点80〜150円帯: 大量配布前提(500〜3,000個)。ポケットインエコバッグ・キーホルダー・冷感タオル
  • 1点150〜300円帯: 中ロット(200〜1,000個)。ジェットストリーム・うまい棒・アイマスク
  • 1点500〜3,000円帯: 取引先・株主向け(30〜200個)。サーモスボトル・カトラリーセット

展示会ノベルティの相場感や選定プロセスは、4月22日に開幕するマーケティングWeek春2026の出展傾向まとめで詳しく整理しているので、出展企業の動きを参考にしてほしい。

月次ランキングの読み方——販促計画にどう反映するか

月次ランキングは「今売れているもの」を示すデータだが、そのまま発注すると配布タイミングに在庫切れが起きるリスクもある。生産リードタイムと刷込工程を踏まえ、配布日の8〜12週間前に発注確定させるのが標準的な目安となる。

発注タイミングの目安

配布シーン発注確定の目安注意点
夏イベント(7〜8月)4〜5月冷感アイテムは5月以降に在庫が逼迫
展示会(9〜10月)6〜7月サステナブル素材は早めの確保推奨
年末配布(12月)9〜10月真空断熱ボトル類は秋以降価格上昇傾向
新年度(4月)1〜2月新生活アイテムの再生産待ちが発生する

広告効果と組み合わせて評価する

ノベルティはCPI(広告接触単価)の観点でもデジタル広告と比較されつつあり、保持率や接触頻度を加味すると相対的に効率が高い。ASIが公表した最新の調査結果は、ASI 2026年版広告接触効果調査の解説記事に整理しているので、社内稟議に使う際の参考になる。

まとめ——4〜6月の販促企画は「日常使用×SDGs×シーズン」の三軸で組む

2026年4月のノベルティランキングは、ポケットインエコバッグの首位維持と、バンブーファイバー配合マグカップの急上昇という2つの動きで、春の販促市場の方向性を示した。販促担当者が4〜6月の企画を組む際は、「日常使用頻度の高さで定番を選ぶ」「SDGs文脈で素材を切り替える」「シーズン要因(冷感・新生活)を先取りする」の3軸で予算配分するのが効果的だ。

ノベルティの企画・小ロット対応・名入れ印刷についてのご相談は、ノベルティの窓口までお問い合わせください。

よくある質問

ポケットインエコバッグはなぜ1位を維持しているのですか?

レジ袋有料化以降、配布直後から使用される頻度が高く、企業ロゴが長期的に露出しやすいためです。138円前後の単価でロット発注しやすく、新生活・展示会・店頭配布の3シーンで継続採用されています。

バンブーファイバー配合マグカップを選ぶときの注意点はありますか?

電子レンジ・食洗機の対応可否が製品ごとに異なります。配布時に取扱説明カードを同梱することと、素材の特性(軽量・割れにくい・耐熱は限定的)を踏まえた使用シーンの提案をセットにすると、長期使用につながります。

月次ランキングを見て発注する際の標準的なリードタイムは?

名入れノベルティは配布日の8〜12週間前に発注確定させるのが目安です。冷感タオルやサステナブル素材は需要期に在庫が逼迫しやすいため、ランキング掲載月の翌月までに発注を済ませると安全です。

引用元: ノベルティランキング「2026年4月のノベルティランキング」(株式会社コーエイトレード, 2026年4月1日公開)

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この記事を書いた人

小島 怜のアバター 小島 怜 Agriture CEO

株式会社Agriture CEO/乾燥野菜やドライフルーツを中心とした受託加工・OEM事業。京都府内の農家と連携し、規格外野菜の活用や6次産業化支援を通じて、「持続可能な食の流通」を追求している。製造現場での豊富な実体験を活かし、商品企画から試作、小ロット対応、パッケージ設計、販路開拓支援まで、OEMを検討するすべての事業者に伴走するサポートを提供。

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