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リラックマ第7弾、先着ステッカーと1点制限で希少感をどう作るか

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2026.09.15
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リラックマ第7弾、先着ステッカーと1点制限で希少感をどう作るか

リラックマ×Maison de FLEUR第7弾が9月26日発売。チャイロイコグマ10周年の先着ステッカーと初日の1点制限を、販促担当の視点で分解する。

サンエックスのリラックマが、アパレルブランドのMaison de FLEURと組むコラボの第7弾を、2026年9月26日に売り出す。今回はサブキャラクターのチャイロイコグマが10周年を迎える節目に合わせた企画で、対象商品を1点買うと先着でオリジナルステッカーが1枚もらえる。販促やイベントを担う立場から見ると、キャラクターの人気そのものより、先着特典と購入点数の制限を重ねて初日の来店を厚くする組み立てに、この企画の勘どころがある。

目次

チャイロイコグマ10周年、第7弾コラボの中身

発売日は2026年9月26日(土)。主役はチャイロイコグマで、千鳥格子の衣装をまとった描き下ろしが軸になる。販売はリラックマストア全店、Maison de FLEUR全国のショップ、earth music&ecologyのイオンモール岡山などの実店舗に加え、STRIPE CLUB公式WEBストアやZOZOTOWNといったECでも同日の正午から始まる。サンエックスネットショップは9月28日10時からと、チャネルごとに開始時刻をずらしている。

先着ステッカーは、コラボ商品を1点以上買った人に、1会計につき1枚を配る。デザインはMaison de FLEUR限定とリラックマストア限定の2種類で、どちらももらえる店舗が分かれている。配布は9月26日から、なくなり次第終了する。加えてリラックマストアでは初日に限り、1会計につき各1点までの販売制限をかけている。

第7弾まで続くコラボが常連客に効く理由

このコラボはすでに7回目を数える。単発の話題づくりではなく、季節ごとに新作を出す関係を続けることで、ブランド側は「次も出る」という前提を客に持たせられる。リラックマファンにとっては、Maison de FLEURの店に定期的に足を運ぶ理由になり、Maison de FLEURにとっては、自社のアパレルに関心が薄かったリラックマ層を店頭へ呼び込む入口になる。

今回チャイロイコグマの10周年をテーマに据えたのも、シリーズを続けてきたからこそ打てる一手である。主役級のリラックマだけでなく、脇のキャラクターに節目を与えて主役に立てれば、同じ世界観の中で切り口を変えながら新作を出し続けられる。周年という物語が、毎回の新作に理由を持たせている。

商品9種と先着ステッカーの条件

商品は9種類あり、価格帯は3,500円のカップホルダーから11,000円の帆布トートバッグまで幅がある。ぬいぐるみやバッグチャームを中心に、日常づかいのポーチやトートを揃え、複数点を手に取りやすい構成になっている。

アイテム 価格(税込) 色・種類
カップホルダー 3,500円 ピンク
リボンチャーム 各3,950円 ピンク/ラベンダー
バッグチャーム 各4,180円 複数種
フェイクファーラウンドポーチ 各4,700円 アイボリー/ベージュ
クリアポーチ 各5,000円 ピンク/ラベンダー
ぬいぐるみ 各6,050円 複数種
フェイクファートートバッグ 各7,700円 アイボリー/ベージュ
スペシャルぬいぐるみ 8,800円 1種
帆布2Wayスクエアトートバッグ 11,000円 アイボリー

ステッカーの配布条件は「1点以上の購入で1会計1枚」。単価の安いカップホルダーやチャーム1点でも特典の権利が発生するため、来店した人を取りこぼしにくい。一方で店頭のデザインはリラックマストアとMaison de FLEURで異なり、両方を揃えたい人には2店舗をまわる動機になる。

先着と1点制限に売り場はどう動くか

販促の現場からは、この組み立てに対していくつかの読み方が挙がる。ある小売の販促担当は、初日の「各1点まで」という制限を、転売対策と同時に開店直後の行列を長く保つ仕掛けとして評価する。まとめ買いを封じれば、一人あたりの購入は減るが、その分だけ商品が長く棚に残り、後から来た客の手にも渡りやすくなる。

アパレル畑のバイヤーからは、単価の低いチャームやカップホルダーを先着特典の入口に置いた点への評価が聞かれる。高額なトートやぬいぐるみを買えない層でも、数百円台からステッカーの権利を得られるため、来店の敷居が下がる。特典を配り切った後に何が売れ残るかを見れば、次のシリーズの品揃えの手がかりにもなる。

ファンコミュニティの側では、デザインを店舗ごとに分けたことへの反応が割れる。集めたい人には歓迎される一方、遠方の店に行けない人からは1種しか取れない不満も出る。この賛否そのものが、SNS上で会場や在庫の情報を交換させ、企画の露出を広げている。

自社の周年販促に置き換えるとどうなるか

この企画から自社の販促に持ち帰れる点は3つある。1つ目は、周年という節目を毎回の新作に理由を与える装置として使うこと。ブランド本体だけでなく、サブブランドや看板商品の発売◯年目といった小さな節目を掘り起こせば、打ち出しの機会は年に何度も作れる。

2つ目は、先着特典の条件を意図的に低く設定すること。高額商品の購入を条件にすると来店の間口が狭まるが、最低単価の1点で権利が発生するようにすれば、迷っている客の背中を押せる。3つ目は、特典デザインを店舗やチャネルで分け、回遊の動機を作ること。ただし分けすぎると不満に転じるため、主要な店では全種を揃えられる導線を別に用意するなど、加減が要る。

自社ノベルティで先着ステッカーのような小物を使う場合、単価と配布数の詰め方が肝になる。ステッカーは製造単価が低く、小ロットでも作りやすいため、来店促進の入口には向く。配布数を店舗ごとに区切って告知すれば、リラックマストアの「なくなり次第終了」と同じく、早く来る理由を作れる。

9月26日の初日に向けて仕込む一手

コラボ商品の発売を控える担当者がいま動くなら、まず特典の配布条件と販売制限を分けて詰めたい。配布条件はできるだけ緩く、販売制限は初日だけ厳しく、という今回の組み方は、来店の間口を広げつつ在庫を長持ちさせる型として真似しやすい。次に、特典デザインを分けるなら、どの店で何が取れるかを事前に一覧で示し、客が自分で回遊ルートを描けるようにしておく。最後に、配り切った後の売れ残りを記録し、次のシリーズの品揃えに反映する仕組みを、発売前から用意しておくとよい。

周年販促や小ロットのノベルティ製作を検討する際は、以下の記事も手がかりになる。

参照元:PR TIMES(サンエックス)Maison de FLEUR×リラックマ コラボ第7弾

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編集:食品ノベルティの窓口 編集部(株式会社Agriture)
農業×食のOEM窓口として、業界動向を編集部がまとめています。
最終更新:2026.09.15
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この記事を書いた人

小島 怜 Agriture CEO

株式会社Agriture CEO/乾燥野菜やドライフルーツを中心とした受託加工・OEM事業。京都府内の農家と連携し、規格外野菜の活用や6次産業化支援を通じて、「持続可能な食の流通」を追求している。製造現場での豊富な実体験を活かし、商品企画から試作、小ロット対応、パッケージ設計、販路開拓支援まで、OEMを検討するすべての事業者に伴走するサポートを提供。

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