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展示会ノベルティの単価相場と、配って終わらせない選び方

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2026.06.02
・読了目安 5分

展示会ノベルティの単価相場と、配って終わらせない選び方

「とりあえず配れるもの」を選ぶと、ブースの記憶ごと捨てられてしまいます。食品ノベルティの単価相場と、展示会の成果につながる選び方を、相談事例をもとに整理します。

目次

展示会ノベルティの単価相場は「3つの帯」で考える

展示会ノベルティの単価相場は、ひとつの正解があるわけではありません。誰に・どの場面で配るかによって、適正な単価帯が変わるからです。不特定多数に通路で配るのか、商談した相手に手渡すのかで、選ぶべき製品はまったく別物になります。まずは下の3帯のどこを狙うかを決めると、製品選びがぶれません。

単価帯 向いている配り方 代表的な製品
〜100円 通路で広く配布・ノベルティ袋への同梱 ふりかけ/個包装キャンディ
100〜150円 ブース立ち寄り・アンケート回答のお礼 ドリップコーヒー/お味噌汁の具
150円〜 商談・名刺交換した相手への手渡し 野菜チップス/ドライフルーツ

いずれも既製の包材にシール名入れをした小袋・常温品を、ロット1,000個でつくった場合の目安です。内容量や印刷方法、納期によって単価は変わるため、ひとつの参考値として見てください。食品ノベルティ全体の選び方は食品ノベルティの選び方完全ガイドもあわせてご覧ください。

展示会ノベルティの単価を左右する3つの要素

同じ製品でも、単価は条件で上下します。相場を読むには、価格を動かす要素を押さえておくことが近道です。

要素 単価への影響
ロット数 数量が多いほど1個あたりは下がる。少量は割高になりやすい
名入れ・加工 シール名入れは安く、パッケージ全面印刷やオリジナル製造は上がる
中身の原料 定番の菓子は抑えやすく、国産・産地指定の食材は上がる

「単価が高い=良いノベルティ」ではありません。通路で大量に配るなら100円以下で十分機能しますし、商談相手に渡すなら多少単価が上がっても上質感のある製品が効きます。配る相手と場面を先に決め、そこから単価帯をあてはめるのが失敗しない順番です。

配布シーン別・展示会ノベルティ予算の組み立て方

展示会といっても、配る場面はひとつではありません。通路での大量配布、ブースでのアンケート回収、商談相手への手渡し。それぞれに向く単価帯と製品が異なります。

通路での大量配布

来場者の手に広く渡すなら、軽くて配りやすい100円以下の製品が向いています。ふりかけや個包装の飴ノベルティなら、かさばらず数を用意しやすく、予算も読みやすくなります。来場予定者数から逆算して数量を固め、単価帯を決めるとムダが出ません。

ブースでのアンケート回収・立ち寄りのお礼

ブースに立ち寄ってアンケートに答えてくれた人へのお礼には、100〜150円帯が使いやすい価格です。コーヒーノベルティのドリップバッグや、お味噌汁の具など、その場で受け取って後日オフィスで使ってもらえる製品は、時間差での再接点を生みやすくなります。

商談相手への手渡し

名刺交換した相手や商談に進んだ相手には、150円以上の上質感のある製品が向いています。ドライフルーツや野菜チップスのように、見た目に丁寧さがあり、相手に気をつかわせない「消え物」を選ぶと、印象を損なわずに渡せます。展示会全体の戦略は展示会ノベルティの集客戦略も参考になります。

「配って終わり」にしない展示会ノベルティの条件

展示会後に「もらったノベルティを覚えていない」という声は珍しくありません。単価をかけても記憶に残りにくいノベルティには、共通する原因があります。

  1. どこでももらえるものを選んでいる。ボールペンや付箋は持ち帰られても、社名までは思い出されません。
  2. パッケージに「話のタネ」がない。ロゴだけの印刷では、受け取った人が誰かに話す理由が生まれません。
  3. その場で消費されて記録に残らない。会場で食べ切られると、オフィスに持ち帰られず、社内での二次接触が起きません。

逆に言えば、「持ち帰りたくなり、デスクで開けられ、ひと言話したくなる」ものが効きます。食品ノベルティが展示会で強いのはここです。たとえば規格外野菜を使ったチップスなら、「形が不揃いなだけで味は同じなんですって」という一文がそのまま会話のきっかけになります。

選び方のポイント ①常温で日持ちする ②軽くてかさばらない ③個包装で配りやすい ④パッケージにストーリーを一文入れられる——この4条件を満たす製品から選ぶと、単価帯を問わず外しません。

展示会で食品ノベルティが選ばれる理由

食品ノベルティが展示会で強いのは、味や香りという体験を通じて、配った後まで企業の印象が続くからです。雑貨と違い、開封して口にする瞬間にもう一度ブランドに触れてもらえます。フードロス削減ノベルティのように、製品の背景に社会的なストーリーを添えれば、単なる配布物が企業の姿勢を伝えるメッセージに変わります。

Agritureグループは食品OEMの窓口を同じ体制で運営し、単価帯の設計から製品選び、名入れ、納期までを相談しながら進められます(Agriture社での経験)。展示会の規模と配布計画に合わせて、相場の中で最適な組み合わせを提案できます。

よくある質問

展示会ノベルティの単価はどのくらいが目安ですか?

配り方によって変わります。通路での大量配布なら100円以下、ブース立ち寄りのお礼なら100〜150円、商談相手への手渡しなら150円以上が目安です。いずれも既製包材にシール名入れをした小袋・常温品をロット1,000個でつくった場合の参考値で、内容量や印刷方法、数量によって変わります。

単価を抑えたいときは何を選べばいいですか?

通路で広く配るなら、ふりかけや個包装の飴など、軽くてかさばらない100円以下の製品が向いています。来場予定者数から数量を固め、単価帯を決めると予算が読みやすくなります。

商談相手に渡すなら、どの単価帯がいいですか?

名刺交換した相手や商談に進んだ相手には、150円以上の上質感のある製品が向いています。ドライフルーツや野菜チップスのように、丁寧さがあり相手に気をつかわせない消え物を選ぶと、印象を損なわずに渡せます。

展示会ノベルティは小ロットでも作れますか?

シール名入れ方式なら、500個程度の小ロットからでも相談できます。初めての展示会で数量を読みにくいときは、少量から試す方法もあります。

食品ノベルティは展示会で本当に効果がありますか?

食品は味や香りという体験を通じて、配った後まで印象が続きやすいのが特徴です。常温で日持ちし、軽く、個包装で配りやすく、パッケージに一言ストーリーを添えられる製品を選ぶと、記憶に残りやすくなります。

まとめ|展示会ノベルティは用途から逆算する

「予算→製品」の順で考えると、どこでも見かけるノベルティに着地しがちです。「誰に・どの場面で・何を覚えてほしいか」から逆算し、単価帯を決めてから製品を選ぶ。この順番を踏むだけで、展示会後に思い出してもらえる可能性は変わってきます。記念品としての選び方は記念品ノベルティの選び方もあわせてご覧ください。迷ったら、用途と数量を添えてご相談ください。

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著者:小島 怜(株式会社Agriture 代表)
農業×食のOEMを軸に6事業を展開。食品ノベルティの企画・製造の実務知見をもとに執筆しています。
最終更新:2026.06.13
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この記事を書いた人

小島 怜のアバター 小島 怜 Agriture CEO

株式会社Agriture CEO/乾燥野菜やドライフルーツを中心とした受託加工・OEM事業。京都府内の農家と連携し、規格外野菜の活用や6次産業化支援を通じて、「持続可能な食の流通」を追求している。製造現場での豊富な実体験を活かし、商品企画から試作、小ロット対応、パッケージ設計、販路開拓支援まで、OEMを検討するすべての事業者に伴走するサポートを提供。

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