MENU

缶バッジはカプコン配布でLINE追加と来店、ピンバッジは4千円以上

トップ›業界ニュース›業界ニュース
業界ニュース
2026.09.26
・読了目安 7分

缶バッジはカプコン配布でLINE追加と来店、ピンバッジは4千円以上

全国のPLAZAで、缶バッジを受け取れる配布が2026年9月25日に始まった。告知されている条件は、LINEで友だち追加を済ませ、店頭でクーポン画面をスタッフに見せることだ。発表したのはPLAZAではなく株式会社カプコン […]

全国のPLAZAで、缶バッジを受け取れる配布が2026年9月25日に始まった。告知されている条件は、LINEで友だち追加を済ませ、店頭でクーポン画面をスタッフに見せることだ。発表したのはPLAZAではなく株式会社カプコンで、友だち追加の相手も同社のゲーム『スヌーピードロップス』の公式アカウントだ。しかも同じ25日から、PLAZAは4,000円(税込)以上を買ったPLAZA PASS本会員にピンバッジを配っている。

目次

缶バッジの条件はLINE友だち追加と店頭での画面提示

クーポンは友だち追加の直後に表示される

カプコンのキャンペーンページに書かれた手順は三つだ。店頭のQRコードを読み込むかページ上のボタンをタップし、『スヌーピードロップスLINE公式アカウント』を友だち追加すると引き換えクーポンが表示される。条件を満たせば全員に渡る形で、実施期間は9月25日からなくなり次第終了とされる。

注意書きも細かい。使用済みのクーポンは再利用できず、客が誤って「使用済み」にした場合も戻せない。利用は一人一回限り。ページのボタンからもクーポンを取れるため来店前に準備は終えられるが、引き換えには売り場で画面をスタッフに提示する必要が残る。

対象外はラゾーナ川崎とアウトレットとオンライン

引き換え場所は全国のPLAZAだが、PLAZA ラゾーナ川崎プラザ店、PLAZA OUTLET(全店)、PLAZA オンラインストアは対象から外れる。PLAZA側の告知を開くと、今回の「PEANUTS in NYC」プロモーション自体をラゾーナ川崎プラザ店とOUTLET全店では実施しないとある。一定期間は取り置き・取り寄せを受けないことも明記されており、配信されたニュースだけでは拾えない条件がここに並ぶ。

同じ9月25日に4,000円以上のピンバッジも走っている

PLAZA PASS本会員が先着で受け取る条件

PLAZAが9月14日に出した告知によれば、9月25日から全国のPLAZAで4,000円(税込)以上を買ったPLAZA PASS本会員に、先着でピンバッジ(非売品)を渡している。デザインは全2種で客は選べず、1会計につき1点。対象外の店舗は缶バッジと同じだ。

PLAZA PASSは、過去12か月の購入回数でBRONZE・SILVER・GOLDの3ステージに分かれる会員制度だ。毎月25・26・27日はボーナスポイントデーで倍率が2倍から4倍になり、配布開始日はこの3日間の初日と重なる。

ピンバッジは出荷が遅れ、25日18時に全店入荷した

PLAZAは9月24日付で「【お詫び】PEANUTSノベルティ 一部店舗入荷遅延について」を掲載し、出荷遅延で一部店舗への到着が遅れていること、入荷次第で配布を始めること、対象の客にはレジで案内することを告知した。遅延の可能性がある店舗として並んだのは80店舗にのぼる。そのうえで9月25日18時に「遅延していたノベルティは対象店舗全店へ入荷いたしました」と追記された。告知は「遅延の可能性がある店舗」として挙げており、どの店で実際に遅れたかまでは書いていない。遅延の告知と解消の追記がどちらも公式サイトに残されている形で、執筆時点では解消済みだ。

項目 缶バッジ ピンバッジ
受け取りの条件 LINE友だち追加+店頭でクーポン提示 4,000円(税込)以上+PLAZA PASS本会員
配り方 なくなり次第終了・一人一回限り 先着・1会計につき1点
デザイン コラボデザイン(非売品) 全2種・選べない(非売品)
告知した企業 株式会社カプコン PLAZA
対象外の店舗 ラゾーナ川崎/OUTLET全店/オンライン ラゾーナ川崎/OUTLET全店/オンライン

二つのバッジで取れるものが誰に貯まるか

LINEの友だちはカプコン、購入履歴はPLAZAに残る

缶バッジを渡して増えるのは、カプコンのゲーム公式アカウントの友だちだ。PLAZAの手元に残るのは来店と、そこで生まれた買い物になる。友だちとして配信できる相手が増えるのはゲーム側になる。逆にピンバッジで積み上がるのは、PLAZA PASSの会員と4,000円以上の購入履歴だ。同じ店頭の二つの配布が、違う会社の資産に流れ込む。

回遊はさらに続く。ゲーム内のコラボイベントは10月9日13時から10月19日13時まで(予定)で、記念のプレゼントキャンペーンは抽選で3名にグッズ、応募者全員にゲームアイテムだ。応募フォームで「あいことば」を選ぶと当選機会が増え、その「あいことば」を探しに行くボタンはPLAZAの特設サイトへ向いている。

20円のショッピングバッグが街に出ていく

もう一つ用意されているのが、有料のPEANUTSプロモーション ショッピングバッグだ。オンラインストアでの表示は20円(税込)、サイズはM。商品の購入点数と同数までが上限で、バッグだけの注文はキャンセルされる場合がある。なくなり次第終了で、オンラインストアでは9月17日10時から先行販売されていた。

記念の袋を無料で配らず20円を払った人にだけ渡す判断は、3万3千円以上の購入を条件に限定紙袋を配ったバーニーズの周年企画と好対照だ。片方は高い金額条件で客単価を押し上げ、もう片方は20円で欲しい人だけをふるいにかける。狙いはどちらも、街で持ち歩かれる露出にある。

来店だけで配るノベルティにも上限額がある

来店者への提供は取引価額を原則100円で見る

「購入不要」という言葉は軽く使われがちだが、消費者庁の「景品規制の概要」はそこを線引きしている。商品・サービスの利用者や来店者を対象として金品等を提供する場合は「取引に付随」して提供するものとみなされ、景品規制の適用対象になると書かれている。同じページは、来店者にもれなく渡すもの、購入の申し込み順や来店の先着順で渡すものも総付景品に当たるとしている。

ではいくらまで渡せるのか。総付景品の限度額は、取引価額が1,000円未満なら200円、1,000円以上なら取引価額の10分の2と定められている。告示の運用基準1(3)は、購入を条件とせずに店舗への入店者へ景品類を提供する場合の取引の価額を原則100円とし、その店舗で通常行われる取引の価額のうち最低のものが100円を超えると認められるときはそれを使える、とする。購入額に応じて提供する場合は、同1(1)によりその購入額が取引の価額になる。自社で組むなら、来店だけを条件にした配布は原則の100円で見て200円、4,000円の購入に紐づけるなら800円が目安になる。

同じ会計に二つの景品が乗ると合算される

見落としやすいのが合算の規定だ。同じ運用基準1(5)は、同一の取引に附随して二以上の景品類提供が行われる場合、同一の事業者が行うときは別々の企画であっても合算した額を提供したことになり、他の事業者と共同して行うときも共同した事業者がそれぞれ合算した額を提供したことになる、と定めている。景品類は自己の供給する商品・役務の取引に附随して提供するものを指すため、配布物を出す会社と売り場を持つ会社が違うときは、誰の取引に付随するのかから詰めることになる。

自社で二層の配布を組むときに先に決めること

重い条件と軽い条件で配布物の単価を変える

PLAZAの店頭で起きているのは、軽い条件に安い配布物、重い条件に取っておきの配布物を割り当てる分業だ。同じ発想は、来店者と購入者で配り分けたGap浅草ROXの和柄ノベルティにも、受け取りに新規会員登録と購入を重ねたFREAK’S STOREの40周年企画にも見られる。求める行動が重いほど受け取り率は落ち、残るデータは厚くなる。二層にすれば両端を同時に取りにいける。

発注側が先に決めるべきは、条件ごとの単価の枠だ。来店だけで配る層は、取引の価額を原則の100円で見ると200円が天井になる。購入金額に紐づける層はその金額の2割まで使える。購入条件の層に合わせた単価をそのまま来店だけの層へ充てると、200円の線を超えることがある。

在庫が届かない日をどう案内するか

PLAZAの入荷遅延の告知は、配布企画の運用としてそのまま手本になる。開始の前日に遅延を公表し、対象の可能性がある80店舗を実名で並べ、レジで案内する方針を示し、解消した時刻を追記した。「なくなり次第終了」と書く配布は店舗ごとに終わる日がずれるのが普通で、終了の判定と告知の担当を決めていないと店頭で答えが割れる。発注数と同じくらい、切れたときの言い方を先に用意したい。

項目 内容
プロモーション PEANUTS in NYC(2026年9月25日〜10月29日)
缶バッジ配布 9月25日〜なくなり次第終了/全国のPLAZA(対象外店舗あり)
ピンバッジ配布 9月25日〜なくなり次第終了/4,000円以上+PLAZA PASS本会員
ゲーム内コラボイベント 10月9日13時〜10月19日13時(予定)
アプリ内の壁紙交換 9月25日〜10月30日13時まで

条件を一つ選んでから配布物の単価を決める

自社で同じ形を組むなら、配布物のデザインや単価より先に、受け取りの条件を「来店だけ」「会員登録」「購入金額」のどれに置くかを一つ選びたい。条件が決まれば取引価額が決まり、総付景品の上限額が決まり、そこで初めて使える配布物の範囲が見える。まずは軽い条件の受け皿と重い条件の受け皿を分けて書き出すところから始めたい。

参照元:— prtimes.jp/— s-drops.capcom.com/— plazastyle.com(プロモーション告知)/— plazastyle.com(入荷遅延のお詫び)/— plazastyle.com(PLAZA PASS)/— caa.go.jp(景品規制の概要)/— 総付景品告示/— 同運用基準

製品カタログ・価格表は資料にまとまっています
全製品カタログ+ロット別価格表を無料でダウンロード。
資料を見る
編集:食品ノベルティの窓口 編集部(株式会社Agriture)
農業×食のOEM窓口として、業界動向を編集部がまとめています。
最終更新:2026.09.26
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

小島 怜 Agriture CEO

株式会社Agriture CEO/乾燥野菜やドライフルーツを中心とした受託加工・OEM事業。京都府内の農家と連携し、規格外野菜の活用や6次産業化支援を通じて、「持続可能な食の流通」を追求している。製造現場での豊富な実体験を活かし、商品企画から試作、小ロット対応、パッケージ設計、販路開拓支援まで、OEMを検討するすべての事業者に伴走するサポートを提供。

目次

まずはお気軽にお問い合わせください

ノベルティの窓口について

会社概要資料はこちら

資料をダウンロード→
事業連携・商品について

お問い合わせ

お問い合わせはこちら→
取り扱い商品のリストはこちら→