マツモトキヨシとココカラファインを展開するマツキヨココカラが、人気キャラクター「ちいかわ」との大型コラボ「ちいかわ とびきりサマーキャンペーン」を2026年7月16日から始めた。公式アプリ会員が対象店舗で税込1,000円以上を買うと先着でマルチケースがもらえる購入特典を軸に、抽選応募・限定グッズ販売・店舗装飾までを束ねた構成で、来店動機を幅広く拾っている。
キャンペーンの全体像と実施期間
今回の施策は、先着プレゼント・抽選応募・限定グッズ販売という毛色の違う入り口を同時に走らせる。会期は2026年7月16日から9月15日までで、全国のマツモトキヨシ・ココカラファイン各店舗が対象になる。空港店舗や調剤薬局など一部は除外される。概要は次のとおり。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会期 | 2026年7月16日(木)〜9月15日(火) |
| 対象店舗 | マツモトキヨシ・ココカラファイン各店舗(一部除外) |
| 施策の柱 | 先着プレゼント・抽選応募・限定グッズ販売 |
税込1,000円で先着の「マルチケース」
中心となる購入特典が、公式アプリ会員向けのマルチケースだ。対象店舗で税込1,000円以上を買い、会計時にアプリの引換画面をレジで見せると、全3種のうち1点がランダムで先着プレゼントされる。サイズは約150×120mmで、無くなり次第終了となる。受け取りはひとり1店舗につき各種1回まで、1回の買い物で1点に限られる。
会員限定かつアプリ提示を条件にすることで、来店を会員登録とアプリ起動へつなげている。買い物のついでにもらえる導線が、客単価の底上げと会員接点づくりを同時に担う。
抽選応募や限定グッズ販売も並走
先着プレゼントのほかに、来店しなくても参加できる抽選応募が用意される。対象商品を買って応募する枠、クイズに答えて応募する枠、Xで応募する枠が並び、救急箱やギフトなどが当たる。さらにオリジナルの限定グッズが7月16日と7月24日に発売され、公式アプリのデザインがちいかわ仕様に変わるほか、装飾を施したラッピング店舗も登場する。
担当者が押さえる設計のポイント
販促の視点で見ると、先着プレゼントの引き換えを公式アプリ会員に限った点が目を引く。レジでアプリの引換画面を提示させる方式なので、誰がいつ税込1,000円以上を買ったかを会員IDに紐づけて把握できる。会計だけで完結させず、購買データの取得と会員接点づくりを同じレジ動線に乗せている。
- 税込1,000円以上の先着マルチケースは、ついで買いと客単価の底上げを狙う購入特典
- アプリ引換を条件にした設計は、会員登録とアプリ起動を同時に促す会員接点
- 抽選応募と限定グッズ販売は、未来店層への告知とファンからの上乗せ売上を担う
ドラッグストア販促・ノベルティ業界への波及
一定金額以上の購入で先着ノベルティを配る発想そのものは、コンビニのキャラクタータイアップ(パペットスンスン×セブン-イレブンの購入特典)や外食チェーンの注文特典(ジョイフル×鬼滅の刃の先着グッズ)でも見られる。ただしそれらが会計時の配布で完結しやすいのに対し、マツキヨココカラは自社アプリの会員登録と引換操作を挟む。景品の原資を単発の集客だけでなく、会員基盤の拡大とID単位での購買把握にも振り向けられる点が、ドラッグストアならではの違いになる。
実施概要まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| コラボ | ちいかわ×マツキヨココカラ |
| 会期 | 7月16日〜9月15日 |
| 先着特典 | 税込1,000円以上でマルチケース全3種(公式アプリ会員) |
| 抽選 | 救急箱やギフトが当たる応募企画 |
| 限定グッズ | 7月16日・7月24日発売 |
| 対象 | マツモトキヨシ・ココカラファイン各店舗 |
先着の購入特典で客単価を押し上げ、抽選応募で未来店層へ広げ、限定グッズでファンの支出を積む。ちいかわ とびきりサマーキャンペーンは、税込1,000円というレジ最前線のしきい値に公式アプリの引換操作を重ね、9月15日までの約2カ月間、購買と会員登録を同じ動線に乗せ続ける構成になっている。
参考
最終更新:2026.07.21
