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1枚から頼めるリサイクル素材のマルシェバッグ、99枚より100枚が安い

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2026.09.25
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1枚から頼めるリサイクル素材のマルシェバッグ、99枚より100枚が安い

イベントの配布物にリサイクル素材のバッグを使いたいが、何枚から頼めて1枚いくらになるのかが分からない。株式会社フォーカス(山梨県甲斐市、代表取締役・常松憲太)が展開するオリジナルウェア・グッズ製作EC「CLAT-JAPA […]

イベントの配布物にリサイクル素材のバッグを使いたいが、何枚から頼めて1枚いくらになるのかが分からない。株式会社フォーカス(山梨県甲斐市、代表取締役・常松憲太)が展開するオリジナルウェア・グッズ製作EC「CLAT-JAPAN」が2026年9月24日に発売した「海に優しいコンパクトマルシェバッグ」は、この問いに枚数帯ごとの単価表で答えている。発注は1枚から、100枚・1ヶ所フルカラープリント込みの標準価格はMサイズ662円(税込728円)、Lサイズ746円(税込820円)。販促や総務の担当者が押さえたいのは、この662円が成立する条件のほうだ。

目次

662円で頼めるのはどういう注文か

標準価格に含まれているもの

発表文の注記によると、662円はバッグ100枚・フルカラープリント1ヶ所で注文した場合の1枚あたりの金額で、超早割と曜日割を適用し、デザイン作成費と個別袋詰め包装費を含む。商品ページ側にもデザイン作成0円・修正回数無制限、個別包装が追加料金なし、特急料金なしと明記されている。後から乗ってきがちな版代・データ修正費・個包装費が、単価の内側に入っている形だ。

無地のまま買う選択肢もあり、Mは446円(税込490円)、Lは527円(税込579円)。100枚・1ヶ所フルカラー込みとの差はMで216円、Lで219円で、プリント代の目安が引き算で出せる。ただし無地の注文には割引が一切適用されないとも案内されている。

662円で出すには日曜か火曜に発注する

商品ページの基準価格表では、Mサイズ100〜299枚の超早割が667円(税抜)。ページ上部に出ている662円との差5円は曜日割のぶんだ。同社の格安割引プランのバッグ欄には、超早割はお届けまで14日以上あれば1枚10円引き、早割は7日以上で5円引き、曜日割は日曜日と火曜日の注文で1枚5円引きと金額まで示されている。通常677円から超早割10円と曜日割5円を引くと662円、Lも通常761円から15円を引くと746円で、発表文の標準価格と一致する。

ただし超早割と早割は10枚以上の注文が対象とも注記されている。1枚から作れることと662円が出ることは別の条件で、10枚未満は割引から外れる。総額は注文入力画面か見積画面で表示する運用なので、稟議書に「1枚662円」と書き写す前に、自社の納期と発注曜日でその金額が出るかを当てておきたい。

99枚で頼むと100枚より1万1,510円高くなる

境目をまたぐと単価が123円下がる

基準価格表は枚数帯で区切られ、Mサイズの超早割は50〜99枚が790円、100〜299枚が667円。境目をまたいだ瞬間に単価が123円下がる。99枚で発注すると78,210円、100枚なら66,700円。1枚多く刷ったほうが総額で11,510円安い。Lサイズでも同じ逆転が起きていて、99枚で87,120円、100枚で75,100円と12,020円の差がつく。

配布数を「参加見込み90人ぶん」で止めると、予備を持てないうえに支払額まで増える。来場者数の読みが100人前後の催しでは、端数を削るより帯の頭に乗せたほうが扱いやすい。届いた後に足りなくなっても、追加注文は1個から前回と同じ1枚あたり金額(税抜)で受けると案内されている。

999枚と1,000枚では6万円以上動く

帯の効き方は枚数が増えるほど大きくなる。Mサイズ超早割の800〜999枚は623円、1,000〜1,999枚は558円。999枚なら622,377円、1,000枚なら558,000円で、差は64,377円。1,000枚を超えると3,000枚以上の556円までほとんど動かないため、値引きの山は1,000枚の手前にある。単価を動かしているのは納期ではなく枚数帯のほうで、超早割と曜日割を足しても1枚15円の幅しかない。

枚数帯 M・超早割 M・通常 L・超早割 追加1ヶ所
10〜14枚 1,210円 1,220円 1,300円 550円
50〜99枚 790円 800円 880円 160円
100〜299枚 667円 677円 751円 120円
1,000〜1,999枚 558円 568円 629円 90円
3,000枚〜 556円 566円 626円 90円

税抜・1ヶ所フルカラープリント代込みの基準価格(CLAT-JAPAN商品ページより)。追加1ヶ所の料金はMとLで同額。

10枚で両面にすると1枚1,760円になる

プリント位置を増やすと基準価格に追加料金が乗る。この追加分も枚数帯で変わり、最小帯の550円から最大帯の90円まで6倍ほどの開きがある。Mサイズを10枚だけ両面で作ると1,210円+550円で1枚1,760円、10枚で17,600円。100枚なら667円+120円で787円。小ロットで面数を増やすと跳ね返りが大きく、少人数向けは片面1ヶ所に集約したほうが収まる。

1色のベタ文字でも価格表は同じ

価格表には「この商品はレギュラープリントに対応しておりません」と注記がある。単色のロゴだけでもフルカラープリント込みの基準価格が適用される。色数を絞れば安くなるという前提で予算を組むと想定が外れる。プリント可能サイズはMが縦26.0×横26.0cm、Lが縦30.0×横26.0cm。プリントは縫い目から上下2cm、左右はMが6cm・Lが9cmの余白を空けての加工になると案内されている。

「翌日出荷100%保証」でもバッグは当面3日後発送

割引は納品日からの逆算で決まる

超早割はお届け日の14日前まで、早割は7日前までの注文が条件になる。基準は発注日ではなく届け先に着く日なので、稟議が通った日ではなく会場に置きたい日から数えて日数を確保する必要がある。

表示されている最短お届け日は9月30日だった

CLAT-JAPANは平日午前9時30分までの注文でプリントなら翌日出荷、刺繍なら翌々日出荷を100%保証すると案内している。ただしマルシェバッグのM・L両方の商品ページには、バッグのお届け日は当面の間、最短3日後発送にすると明記されていた。実際の表示も2026年9月25日時点でプリントの最短お届け日が9月30日(水)。北海道・沖縄・離島は+1日かかる場合があり、発送は土日祝を除くとも案内されている。出荷保証の文言だけで日程を組むと、数日ぶんの読み違いが出る。

リサイクル素材をチラシにどこまで書けるか

発表文が言っているのは「削減に貢献する」まで

発表文と商品ページの表現は「海洋ごみの削減に貢献するリサイクルポリエステルを使用したマルシェトート」で揃っている。素材欄の表記はポリエステル、原産国は中国。確認できた範囲では再生原料の配合率や第三者認証の記載は見当たらなかったため、「海洋プラスチックから作った」「再生率◯%」といった踏み込んだ訴求を配布物に書くなら、見積もり段階で根拠を取り直す必要がある。環境配慮の文言は、景品表示法の観点でも言い切れる範囲を先に決めるほうが後戻りが少ない。

原料の由来まで書ける案件では、開示される情報の向きが違う。唐津のNPOがMINI宮崎の装飾を砕いてキーホルダーに再成形した事例では原料が自社イベントで使った廃ペットボトルキャップだと特定できるが、製作数量と単価は公表されていない。米袋の生地を使うCOME SACKが盛岡で12日間のポップアップを開いた事例も、生地の前歴を売り場の説明に変えている。素材から起こす側では不易糊工業とmizuiroがデンプン主原料のバイオ素材の用途を募っている。今回のバッグはその逆で、由来の記述が短い代わりに単価表と納期が先に開示されている型番商品だ。

容量の表記が19Lと10Lで割れている

Mサイズの商品ページでは、画像まわりと素材の説明が「容量:約19L」、サイズ表の欄は「容量:約10L」になっている。Lサイズのページはサイズ表も約19Lで統一されている。本体寸法はどちらも明示されているので、封入物が入るかは寸法側から詰めたほうが確実だ。容量を配布資料に書くなら発注前に確認したい。

見積もりを出す前に固めておく5項目

担当者が先に決める条件

確認項目 公開されている内容 詰めておくこと
枚数 1枚から注文可、100枚・300枚・1,000枚で単価が下がる 帯の頭に乗るか、10枚未満で割引が外れないか
加工 1ヶ所フルカラー込みが基準価格、追加1ヶ所は90〜550円 面数を増やす価値が単価差に見合うか
納期 超早割は届け日の14日前、バッグは当面最短3日後発送 会場に置く日から逆算した日程
サイズ M=32×42×マチ11cm、L=40×48×マチ15cm 封入物の実寸、容量表記は要確認
表現 「海洋ごみの削減に貢献するリサイクルポリエステル」 配布物に書ける訴求の範囲と根拠

色は4色(ネイビー、ブラック、スモークブルー、ホワイト)。同一デザインなら複数カラーを混ぜても追加料金はかからず、合計枚数で単価が計算されるため、部署や会場ごとに色を分けても単価は変わらない。

最初に動くなら無地の実物を1つ取り寄せる

単価表と寸法は画面で確認できるが、たたんで内ポケットに収まる感触や生地の厚みは現物でしか判断できない。CLAT-JAPANは無地サンプルの無料サービスを案内しているので、対象商品かを問い合わせて1点取り寄せ、社内で回覧してからデザインと枚数を固める順番が無駄が少ない。

参照した情報

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編集:食品ノベルティの窓口 編集部(株式会社Agriture)
農業×食のOEM窓口として、業界動向を編集部がまとめています。
最終更新:2026.09.25
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この記事を書いた人

小島 怜 Agriture CEO

株式会社Agriture CEO/乾燥野菜やドライフルーツを中心とした受託加工・OEM事業。京都府内の農家と連携し、規格外野菜の活用や6次産業化支援を通じて、「持続可能な食の流通」を追求している。製造現場での豊富な実体験を活かし、商品企画から試作、小ロット対応、パッケージ設計、販路開拓支援まで、OEMを検討するすべての事業者に伴走するサポートを提供。

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