MENU

アルクマとヨーグレットの雑貨をFREAK’S STOREが7月31日発売、三者コラボの分担

トップ業界ニュースノベルティ
ノベルティ
2026.07.29
・読了目安 5分

アルクマとヨーグレットの雑貨をFREAK’S STOREが7月31日発売、三者コラボの分担

長野県PRキャラ・アルクマ、菓子ヨーグレット、FREAK'S STOREの三者コラボ雑貨が7月31日発売。菓子×自治体キャラ×小売の座組みと価格設計を販促目線で分解する。

長野県のPRキャラクター「アルクマ」と、タブレット菓子「ヨーグレット」、そしてセレクトショップ「FREAK’S STORE」。この三者が組んだTシャツやクッションなどのコラボ雑貨が、2026年7月31日にFREAK’S STORE 長野・軽井沢プリンスショッピングプラザとオンラインの「Daytona Park」で売り出される。菓子ブランド・自治体キャラ・アパレル小売という、ふだん交わらない三者がひとつの物販棚に同居する座組みは、販促やイベント企画で「地域×IP」の企画を回す担当者にとって、そのまま設計の見本になる。ここでは三者が何を持ち寄り、それぞれ何を持ち帰るのかを分解する。

目次

アルクマとヨーグレットの雑貨3型が、7月31日に長野・軽井沢とDaytona Parkで並ぶ

コラボの起点は、長野県150周年を記念してアトリオン製菓が出した信州限定の「ヨーグレットグリーンアップル」だ。ヨーグレットは明治発祥で、現在はアトリオン製菓が製造・販売を引き継いだヨーグルト風味のタブレット菓子として知られる。その限定フレーバーのパッケージ世界観を、FREAK’S STOREがアルクマと掛け合わせて物販グッズに落とし込んだ。

販売されるスペシャルアイテムは3型。Tシャツ4,994円、クッション5,995円、キーホルダー1,980円(いずれも税込)で、アルクマと信州の魅力を打ち出すメッセージを英字であしらったデザインになっている。菓子そのものを売るのではなく、菓子ブランドの世界観を身につける・部屋に置く雑貨へ変換したのがこの企画の要だ。

菓子ブランド・県キャラ・アパレル小売が、別々の資産を持ち寄っている

三者コラボが成立するのは、それぞれが単独では持てない資産を出し合うからだ。アトリオン製菓のヨーグレットは全国区のブランド想起と限定フレーバーという話題性を、アルクマは長野県公認という地域の正統性とキャラクターの親しみやすさを、FREAK’S STOREは実店舗の集客動線とアパレル雑貨をつくる企画・製造力を提供している。菓子メーカーが単独でTシャツを在庫すればリスクは大きいが、アパレル小売が主体になれば物販は本業の範囲で回る。

三者 持ち寄る資産 持ち帰るもの
アトリオン製菓(ヨーグレット) 全国区のブランド想起・限定フレーバーの話題性 菓子の枠を超えた露出と新規接点
アルクマ(長野県PRキャラ) 県公認の地域正統性・キャラの親しみ 県外への信州PRとファン拡大
FREAK’S STORE(デイトナ・インターナショナル) 実店舗の集客・雑貨の企画製造力 限定商材による来店動機と話題

販促担当が地域IPのグッズ化を考えるとき、この「誰がブランド、誰が正統性、誰が物販」という三役の割り振りを最初に決めておくと、権利処理も在庫リスクも切り分けやすくなる。

1,980〜5,995円の価格設計が、菓子の手軽さと物販の粗利を橋渡しする

3型の価格幅は約3倍。キーホルダー1,980円は菓子を買う感覚に近い衝動買いの入口で、クッション5,995円はファンが腰を据えて買う上限になっている。菓子の実売は百数十円の世界だが、ブランドの世界観を雑貨に載せ替えると単価は一桁上がる。これはIPの経済圏をつくる王道の動きだ。

似た価格帯の設計は他のコラボでも見える。シティーハンターのPOP UPでは価格幅34倍で両客層を掴む商品構成が組まれていた。入口価格の小物と、ファン向けの高単価アイテムを同じ棚に並べる考え方は、菓子発のコラボでも共通している。

長野県との包括連携協定が、単発コラボを継続的な地域施策に変えている

この企画は思いつきの一発物ではない。FREAK’S STOREを運営するデイトナ・インターナショナルは、2025年6月13日に長野県と包括連携協定を結んでいる。協定は「信州ブランドの県内外への情報発信」「社会課題の認知向上」などを掲げ、地域活力の創出を目的にしたものだ。アルクマTシャツの売上の一部は企業版ふるさと納税で県に寄付され、地域振興に充てられる仕組みになっている。

デイトナは過去にも、獣害対策のジビエ活用「ジビエフリーク」や、耕作放棄地を使う「フリークス電気」といった地域課題プロジェクトを手がけてきた。ヨーグレットとのコラボは、その協定の枠の中で生まれた具体的な一手だ。自治体キャラを使う企画では、単発の許諾を取るより、包括的な連携の枠組みを先に敷いておくほうが、複数の商材を継続的に出しやすくなる。

販促担当がご当地IPのグッズ化で先に固める3つの分担

菓子×自治体キャラ×小売の座組みを自社で再現するなら、着手前に次の3点を固めておきたい。

  • 物販の主体を決める:在庫と製造リスクを本業で吸収できる小売やアパレル側を主体に据え、ブランド保有者は世界観の監修に回す。
  • 地域との窓口を包括化する:自治体キャラは1商品ごとの許諾より、連携協定やふるさと納税など継続的な枠組みで押さえると横展開が速い。
  • 価格を二層で組む:菓子並みの衝動買い価格と、ファン向けの高単価を同じ棚に並べ、客層の幅を1棚で受け止める。

地域の食や素材を軸にした企画では、キャラクターと売り場をどう組み合わせるかで話題の広がりが変わる。静岡PARCOの事例では地元3要素とキャラを掛けた限定コラボが組まれ、飲料発の企画ではちいかわ×オリオンビールのご当地POP UPが新宿の売り場まで広がった。菓子・飲料・キャラのどれを軸に据えても、地域の正統性と物販の実行力をどう分担するかが企画の背骨になる。

参照元

製品カタログ・価格表は資料にまとまっています
全製品カタログ+ロット別価格表を無料でダウンロード。
資料を見る
編集:食品ノベルティの窓口 編集部(株式会社Agriture)
農業×食のOEM窓口として、業界動向を編集部がまとめています。
最終更新:2026.07.29
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

小島 怜 Agriture CEO

株式会社Agriture CEO/乾燥野菜やドライフルーツを中心とした受託加工・OEM事業。京都府内の農家と連携し、規格外野菜の活用や6次産業化支援を通じて、「持続可能な食の流通」を追求している。製造現場での豊富な実体験を活かし、商品企画から試作、小ロット対応、パッケージ設計、販路開拓支援まで、OEMを検討するすべての事業者に伴走するサポートを提供。

目次

まずはお気軽にお問い合わせください

ノベルティの窓口について

会社概要資料はこちら

資料をダウンロード
事業連携・商品について

お問い合わせ

お問い合わせはこちら
取り扱い商品のリストはこちら