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半券かQRで10%OFF、愛眼が3,300円以上に抽選を重ねる

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2026.09.25
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半券かQRで10%OFF、愛眼が3,300円以上に抽選を重ねる

映画のチケット半券か入場用QRコードを見せればメガネが10%引きになり、店頭で3,300円(税込)以上を買った人には抽選でムビチケかオリジナルグッズが当たる。「メガネの愛眼」を展開する愛眼株式会社(大阪市天王寺区、代表取 […]

映画のチケット半券か入場用QRコードを見せればメガネが10%引きになり、店頭で3,300円(税込)以上を買った人には抽選でムビチケかオリジナルグッズが当たる。「メガネの愛眼」を展開する愛眼株式会社(大阪市天王寺区、代表取締役社長・佐々昌俊)が、10月2日公開の映画『時給三〇〇円の死神』と組んだタイアップキャンペーンを9月25日に発表した。

企画書に写す前に、配信されたリリースと同社の特設ページを両方開いて条件を並べてみたところ、提示するもの・割引の対象・抽選に乗る金額の範囲が、書かれている場所によって少しずつ違っていた。二つの会期に何を割り当てたのかも含めて、条件を1件ずつ見ていく。

目次

半券だけでなく入場用QRコードでも10%OFFになる

SNSの第1弾と、店頭の第2弾に分かれている

キャンペーンは二段構えになっている。第1弾は9月25日から10月1日まで、公式X(@megane_aigan)のフォローと対象ポストのリポストを条件に、特設サイト内の応募フォームから申し込む形で、抽選でムビチケが20組40名に当たる。締め切りは映画公開の前日にあたる10月1日で、応募期間はまるごと公開前に置かれている。

第2弾は公開日の10月2日から10月25日まで、全国のメガネの愛眼店頭で実施される。半券または入場用QRコードの提示で10%OFF、3,300円(税込)以上の購入者には抽選でムビチケかグッズ、という二つの特典が同じ会期に重なる。観に行った証明を持った客が店に現れるのは公開後なので、店頭側の会期は公開日始まりに置かれている。

リリースと特設ページで条件の書き方がそろっていない

実務にいちばん効くのがここ。リリースは割引の条件を「半券をご提示で」と書いているが、愛眼の特設ページ側は「半券または入場用QRコードをご提示で」となっている。電子チケットで観た人は半券を持たないので、この一語の有無で対象かどうかが変わる。さらに特設ページには「一部除外品あり」という注記が加わっている。

項目 リリースの記載 愛眼の特設ページ
提示するもの 映画の半券 半券または入場用QRコード
割引 メガネ(フレームのみ、レンズのみ可)10%OFF メガネ(フレーム、レンズのみ可)10%OFF/一部除外品あり
併用 他の割引券・割引企画との併用不可 他の割引券、割引企画との併用はできません
抽選の条件 店頭にて総額3,300円(税込)以上 店舗にて3,300円(税込)以上
当選数 ムビチケまたはグッズで計19名 記載を確認できず(内容は画像で掲載)
応募に必要なもの 購入時のレシート 購入時のレシート

作品名の表記も割れている。映画の公式サイトは『時給三〇〇円の死神』、愛眼の特設ページの見出しは「時給三百円の死神」。グッズ名も、リリースは「死神の目印チャーム」、特設ページ側は「目標チャーム」と書かれている。店頭でスタッフが口にする名前と、客が検索してたどり着くページの名前がずれる原因になる。

3,300円(税込)のラインはどこに効くのか

税抜3,000円をそのまま税込に直している

3,300円(税込)は、消費税10%で割り戻すと税抜3,000円ちょうど。社内で「3,000円から」と決めた線を、店頭表示に合わせて税込へ直した数字と読める。金額条件を出す企画では、税込と税抜のどちらで書くかで実質のハードルが300円ずれるが、今回は税込と明記されているのでレジ前の判断に迷いが出にくい。

ラインの引き方としては、3,000円ごとに特典を出して購入点数を積ませたケースとは狙いが違う。「ごと」は買い足しを促す形、「以上」は最低ラインを一本引くだけの形で、メガネのように単価が高く一度に何本も買わない商材では後者のほうが噛み合う。

割引はメガネ限定、抽選は店頭の総額

見落としやすいのは、二つの特典で対象の範囲が違う点。10%OFFの対象はメガネで、フレームのみ・レンズのみの購入でも適用される。ただしこの割引には、特設ページ側にだけ「一部除外品あり」の注記が付く。一方、抽選の条件は「店頭にて総額3,300円(税込)以上」と書かれていて、品目の限定が付いていない。割引の対象商品と、抽選に乗る買い物の範囲を同じだと思い込むと、店頭の案内がそのまま狂う。

当たる枠はSNSで40名、店頭では19名

応募はどちらもフォーム、店頭はレシートが要る

第1弾の当選枠は20組40名、第2弾は計19名。来店して買った人に向けた第2弾のほうが枠は小さい。購入側の主な見返りは10%OFFの割引で、抽選はその上に乗せた追加という位置づけになっている。

第2弾の応募には購入時のレシートが必要で、応募先は店頭ではなくWebのフォーム。レジで完結せず、客が帰宅後にレシートを見ながら入力する。その場で手渡す先着の特典と比べると、外れた人の手元には何も残らない代わりに、応募者の情報が企画側に残る。どちらを取るかは、その販促で何を回収したいかで決まる。

会期は7日と24日、告知を二度打てる

第1弾は7日間、第2弾は24日間。合わせて9月25日から10月25日までの31日間を、内容の違う二つの告知でつなぐ形になる。開始日を分ければ、リリースもSNS投稿も二度出せる。会期を割って中身を入れ替える手は、期間ごとに特典を差し替えたポップアップでも使われていた。今回は会場ではなく、SNSと店頭という受け皿そのものを分けている。

同じ月に別の映画の10%OFFも動いている

片方は他社企画への参加、片方は自社のタイアップ

愛眼は1週間前の9月18日にも、『映画名探偵プリキュア!不思議な庭と2人の秘密』に合わせた企画を告知している。映画館でもらえる入場者プレゼント「ポチタンミラクルライト」を提示すると全店でメガネが10%OFFになり、映画館が隣接する39店舗ではクリアカードが先着でもらえる(リリースの注記ではカード配布は10月12日まで)。

ただし企画の性格は違う。プリキュアのほうは映画側の「おでかけキャンペーン」に愛眼が参加する形、死神のほうは愛眼が主体のタイアップ。どちらも発表は愛眼株式会社の名前で出ているが、旗を誰が持っている企画なのかは分けて読む必要がある。なお映画『時給三〇〇円の死神』の公式サイトはギャガが運営しており、賞品のムビチケも作品側の資産にあたる。

併用不可を店頭でどう説明するか

実務で効いてくるのは、二つの10%OFFがどちらも「他の割引券・割引企画との併用不可」と書かれている点。10月上旬の店舗には、ミラクルライトを持った家族連れと、死神の半券を持った客が同じ日に来る。割引率が同じなので金額上の有利不利は出にくいが、同社はWEBクーポンも別に配布しているため、レジの前で一つを選んでもらう場面は増える。割引の入口を増やすほど、店頭で説明する手数も増えていく。

同じ形を自社でやるなら、どこでつまずくか

条件を画像の中に閉じ込めない

愛眼の特設ページは、キャンペーンの内容がほぼ画像で組まれている。見た目は整うが、条件の文字がページ内の文章として残らないと、検索で拾われにくく、社内で転記するときも読み違いが起きる。今回の条件の割れも、注記が画像側にだけ足された形になっている。告知ページを作るときは、注記だけでもテキストで併記しておくと、あとから問い合わせを受ける担当者が助かる。もう一つ、リリースの関連リンク欄に載っている特設サイトのURLは、9月25日時点で「ページが見つかりませんでした」と返る。生きているのは別階層のページのほうで、本記事の参照元にはそちらを載せた。配信後に直せない項目ほど、出す前に一度踏んでおきたい。

レシート応募は受け取る側の手間も増える

レシートを条件にすると二重応募や購入のない応募は減るが、画像の確認と個人情報の管理という手間が企画側に返ってくる。当選枠19名なら回る規模でも、これを数百名に広げると運用は別物になる。応募数の見込みと、社内で処理できる件数を先に突き合わせておきたい。

いつ、どこで、いくらから応募できるか

項目 内容
実施企業 愛眼株式会社(大阪市天王寺区・東証スタンダード)
店舗規模 眼鏡店210店(会社概要、2026年3月31日現在)
第1弾 2026年9月25日〜10月1日/公式X(@megane_aigan)のフォローとリポスト+フォーム応募/ムビチケ20組40名
第2弾・割引 2026年10月2日〜10月25日/半券または入場用QRコードの提示でメガネ10%OFF(フレームのみ・レンズのみ可、一部除外品あり、他の割引との併用不可)
第2弾・抽選 同期間/店頭で総額3,300円(税込)以上を購入した人から抽選でムビチケまたはグッズ計19名/応募に購入時のレシートが必要
グッズ 死神のトートバッグ、死神のクリップインファイル、死神の目印チャーム
対象作品 『時給三〇〇円の死神』2026年10月2日公開/原作・藤まる(双葉文庫)/監督・酒井麻衣/主演・西畑大吾、福本莉子

自社で似た企画を組むなら、割引の対象商品と、金額条件がかかる買い物の範囲を別々の文章で書き分けるところから始めたい。今回の告知でも、その二つが同じ範囲だと読まれると店頭で説明が要る。条件を1行ずつ分けて書けるかどうかで、公開後に届く問い合わせの量は変わってくる。

参照元

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編集:食品ノベルティの窓口 編集部(株式会社Agriture)
農業×食のOEM窓口として、業界動向を編集部がまとめています。
最終更新:2026.09.25
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この記事を書いた人

小島 怜 Agriture CEO

株式会社Agriture CEO/乾燥野菜やドライフルーツを中心とした受託加工・OEM事業。京都府内の農家と連携し、規格外野菜の活用や6次産業化支援を通じて、「持続可能な食の流通」を追求している。製造現場での豊富な実体験を活かし、商品企画から試作、小ロット対応、パッケージ設計、販路開拓支援まで、OEMを検討するすべての事業者に伴走するサポートを提供。

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